direwolf で 9600bps を試す #22017/02/04 14:05

サウンドモデム: direwolfで9k6 GMSKビーコンを受信中。

direwolfはパラメータを何通りか変えてデコードを試みるので,デコード率のカイゼンが期待!できるし,その結果は条件別に |と: で表示されて解り易い。

内蔵サウンドカードでの釣果は下記の通り。ハードTNCでは救え(そうに)なかったパケットも拾えてるようだ。

LU7AA    audio level = 60(+72/-69)   [NONE]   |||||||||
HNATIG   audio level = 53(+83/-81)   [NONE]   ::::|||:_
HNATIG   audio level = 51(+78/-79)   [NONE]   _|||_____
LU7AA    audio level = 76(+104/-134) [NONE]   ____|||__
CUBEB2-6 audio level = 67(+69/-86)   [NONE]   ________|
EM0UKP   audio level = 91(+145/-159) [NONE]   ___|_____

が,受信パケット総数 で比較すると(AFSKと違って),ハードTNCと大差ない.ようだ。

なので,作者推奨のCM108を使ったUSBサウンドに切り替えた。このチップは周波数特性がフラットで良いらしい。ググると以下の製品が見付かった。

送料込で700円!で安かった。が,チップがCM108なのか?ハッキリしない。

% lsusb
...
Bus 001 Device 022: ID 0d8c:000c C-Media Electronics, Inc. Audio Adapter

しかも,auto gain control が効いて,入力レベルが過大となる。ググって alsamixerでmとタイプして,mic gainをオフにした。

現在,性能評価中。1週間経過したが,デコード率に大差はない感じ...

本日の衛星:ISS, BUGSAT-1, STRAND-1, UWE-3, TIGRISAT, POLYITAN, GRIFEXをデコード。BUGSAT-1は また 静かに なったようだ。

アメリカ出張2017/02/10 14:57

仕事でシンシナティに来ました。仕事が終わったのでブログをシンシナティから更新してみる。

ケイタイの国際ローミングは 今回も 残念な結果になった。指定の事業者を安定して掴んだが,速度が出ない。メールの確認にも難儀する。様子見で数日間試したが,高い授業料となる。

なので,ホテルのWi-Fiでネットに接続して,個人メールをスマホから読む。AsahiNetのWebメールは最近流行り?のUTF-8なメールに対応していないので,シカタガナイ。スマホは画面が小さい・フリック入力に不慣れで時間がかる。時差ボケで眠れなかったのでトータルでは±ゼロな感じ。

Nayif-1を初デコード2017/02/16 20:23

Nayif-1が昨日打ち上げられたが,出遅れた。軌道要素を下記から入手して,受信環境をセットアップする。

新dashboardのインストールは面倒なのでパス!して,fcd_sequencer.sh, fcsched.py + FCDPP を設定して,仕事に出かける。新warehouseを こっそり チェックしたら,JAから4局目のレポートとなった。

帰宅してコンソールを調べたら,大漁のログが残っていた。

20170216_003447: G=01 gave 45 packets; G=03 gave 45 packets
20170216_003447:   *** Unique packets: 45
20170216_003447:  Submitting packets from /home/jh4xsy/.../data/20170216_002251/data-sorted.txt

本日の衛星: UWE-3, POLYITAN, TIGRISAT をデコード。

本日の30m WSPR2017/02/20 19:53

WSPRnetより

半月ぶりにUltimate3S(250mW) + WSPRでQRVしたら,アメリカに到達!できた。コンデションが低調になっているので,有り難い。

本日の衛星:BUGSAT-1, GRIFEX, BISONSAT, UWE-3, TIGRISAT, Nayif-1, POLYITANをデコード。

BY70-1をデコード #42017/02/21 20:11

BY70-1 125.jpg

アマチュア衛星BY70-1のミッションが終了した。カメラ撮影コマンドがユーザに開放されたこと,800x600画素のJPEG画像のダウンロードが1パスで完了した(局が居る)ことは,特筆すべきことだと(私は)考える。

自分がカメラ画像データをダウンロードできたのは2回だけ。どちらもSSTV風のリアルタイム表示はなく,保存されたJPEGファイルをImageMagickで表示させたら Not a JPEG file と表示されて凹む。

カメラ画像の破損事例は結構あるようで,"jpeg ヘッダー修復"でググると,専用ソフト:JpegAnalyzerと修復手順が見付かった。

JpegAnalyzerで調べたら,画像#1(1/28日22時のパス)はデータブロックのみだったが,画像#2(2/17日22時のパス)は状態が良好?!で,JPEGファイルのマジックナンバーとQT0(8bit 汎用輝度)情報のみ欠落とラッキーだった。

なので画像#2を,管制局が公開したカメラ画像のヘッダ情報を使って復元した(添付画像参照)。修復がテキトウなので語るに値しないが,ダウンロード完了前に衛星がLOSしたので絵が欠けた/夜間撮影なので全体的に暗いと,残念な絵になっている。

素のJPEG画像は,北京市八一学校にレポート済み。カメラ画像の受信成功者には分類されないだろうな〜