leandvb #52018/08/04 09:32

PlutoSDRから受信したDATV画像

leandvbネタの更新は久しぶり。元々はDATV信号を安価なRTL-SDRで受信することを目指しており,テスト信号源としてラズパイ→PlutoSDRを試してきた。今回はPlutoSDRによるDATV送信の続き。

DVB-S信号を PlutoSDR+DATV Express Transmitter@Win10機 から送信して,RTL-SDR+Leandvb@Linux鯖で受信してみた。leandvbのオプション指定でコンスタレーションを見ながら,デコード処理をする。PlutoSDRの送信出力は小さく,RTL-SDRのアンテナを近付けないと充分な信号強度が得られなかった。あとleandvbの出力をパイプで動画playerに繋げば,動画をリアルタイムで鑑賞できるだろうが,今回は手抜きした。

% rtl_sdr -f 1249.0M -s 2400000 -g 20 - | leandvb -f 2400e3 --sr 2000e3 --cr 1/2 --gui > capture2.ts
Found 1 device(s):
  0:  Realtek, RTL2838UHIDIR, SN: 00000001

Using device 0: Generic RTL2832U OEM
Found Rafael Micro R820T tuner
[R82XX] PLL not locked!
Sampling at 2400000 S/s.
Tuned to 1249000000 Hz.
Tuner gain set to 19.70 dB.
Reading samples in async mode...

PlutoSDRとRTL-SDRとで周波数が40kHz程度のズレていたが,問題なく絵になった。添付画像は,得られたTSファイルをビデオ編集ソフト:Avidemuxで表示したところ。受信画像がコールサインだけなのは,Win10機内蔵カメラのプライバシー設定の変更方法が判らず,カメラがオフになっているから ^^;

本日の衛星:AO-73で交信,+1局。CAS-4Aで交信。

新規FWDパートナー開拓 #82018/08/06 21:48

前回のRBBS-リンク新設から2年,N3HYM局から転送依頼があった。

そもそも彼(の使っているBPQMAIL)は相性が良くない。過去ログによると,前回もBPQMAILで難儀していた。次回からはBPQユーザの依頼は断ります!きっと

開通から1週間が経過,いまは安定してリンクできてます(接続回数は10回/週と,控え目だけど)。

今朝の30m WSPR2018/08/07 20:13

WSPRnetより

Ultimate3S(250mW)で,1万km越えでアメリカ東海岸に到達+ヨーロッパにも到達。気持ち良い朝になった。添付画像はWSPRnetの画面コピーだが,Googleマップが正しく読み込めないエラー表示が ^^; 続きます。

Weak Signal繋がりで,40mのJT65/FT8。運用を開始して約半年経つが,BITX40(4W)では,国内専用な日が続く。相手局とのレポート差を考えるとシカタガナイ感があるが,...です。

openSUSE Leap 15にアップグレード #32018/08/09 20:37

幾つか気付いたことをメモとして残しておく。

① /var/tmpの自動削除

/etc/tmpfiles.d/tmp.confで初期設定したが,/var/tmpが消えてない!ことに気付く。いまはsystemdで管理されており,下記コマンドで確認したら,スケジュール化されていた。

% sudo systemctl status systemd-tmpfiles-clean.timer

が,削除コマンドを手動で実行しても,削除されない。

% sudo systemd-tmpfiles --clean
[/etc/tmpfiles.d/tmp.conf:13] Duplicate line for path "/var/tmp", ignoring.
[/usr/lib/tmpfiles.d/var.conf:21] Duplicate line for path "/var/lib", ignoring.
[/usr/lib/tmpfiles.d/var.conf:23] Duplicate line for path "/var/spool", ignoring.

面倒なので,tmpwatchをインストールする。時代に逆行するが,良しとする。確かに,古いファイルが消えた。ディレクトリが一部残ったが,flagsにumcを指定したのでシカタガナイ。そのうち消えるでしょう。

② PCManFMでISOファイルのアイコンが変わった

「ルックアンドフィールを設定します」で「アイコンテーマ」でGNOMEを選択すれば,元通りになる。SUSEの初期設定,微妙〜

PlutoSDR #42018/08/12 05:53

HamTVの受信にあたり,SDRにRTLSDRを使うと受信コンバータが必要になるが,PlutoSDRだと受信周波数の範囲内!なのでleansdrに付属するleaniiorxを試している。ソフトrtl_sdrのPlutoSDR版という感じで,出力形式は16it singedになっている。

が,iio関連のエラーが発生して動かない。

% ./leaniiorx  -f 1246000000 --bw 2000000 > capture3.iq
iio_create_default_context: No such file or directory

leaniiorxとPlutoSDRとの通信はlibiio経由なので,公式wikiに従って動作確認すると,似たメッセージが表示される。通信方式は2種類あるが,コマンドでローカルバックエンド(local devices)が見付からない。それが原因か?!

% iio_info -s
Library version: 0.15 (git tag: 6ecff5d)
Compiled with backends: local xml ip usb serial
Available contexts:
	0: 0456:b673 (Analog Devices Inc. PlutoSDR (ADALM-PLUTO)), serial=10...e3 [usb:3.11.5]

ローカルバックエンドは公式wikiによると interact with the hardware through the sysfs interface of the Linux kernel. だとかで,githubにthe virtual file names found in the /sys/bus/iio/... structure when a device is directly attached to the host hardware という情報があるが,/sys/bus/iioは作成されない。うーん...

追記:仮想環境だがubuntuマシンでも,/sys/bus/iioは作成されなかった...

ソース:leaniiorx.ccに気になるコメントがあるが,関連は不明だ。

 // Hardcoded for PlutoSDR v0.22. TBD auto-detect instead.
 off_t cmabase = 0x0e400000;

本日の衛星: XW-2C, CAS-4Aで交信。CHALLENGERをデコード。