昨夜の30m WSPR2020/02/03 21:27

WSPRnetより

昨日はCONDXが良く,FT8/CWでDX(近場のアジアなUゾーン)と交信できた。WSPRでは欧/米/豪-州に届いた/聞こえた。春を感じる...

本日の衛星: HuskySat-1は2日連続で撃沈。

pisdr-image2020/02/08 11:58

pisdrでgr-satellites

FWDNETで知ったプロジェクト。GNU Radio/GQRX他のSDRをプレインストールしたRaspbianイメージファイルを配布している。

試しに,Pi2にPiSDRをインストールして遊んでみたが,PCの置き換えは難しそうだ。GQRXでFMラジオを聞くと帯域を240kHzに絞ってもCPUパワーの60%を食ってしまう,SDRangelの起動には長〜い時間がかかる.と,ラズパイの非力さを感じた。ちなみにPiSDR v3はPi2でGQRX,SDRangelが動作しないので,makeし直しが必要(下記issue参照)。

プレインストールされているGNU Radioは3.7系列なので,デジタル衛星のデコード用にgr-satellites maint-3.7をインストールした。constructはパッケージではなくtarballをダウンロードしてインストールする必要がある。

% sudo python2 setup.py install

フローグラフの編集には忍耐が必要だが,生成されたpythonスクリプトの実行は軽め。9k6 GMSKのデコード,funcubeビーコン受信でCPUパワーの25%を食っていた。のでgr-frontendはPCにて動作させている。

FoxTelem 1.08z2020/02/09 10:43

各局のblogにてバージョンアップを知る。変更内容は以下の通り。

Fixes to IQ PSK decode

HuskySat-1のテレメトリをFCD Pro+でIQ受信して,デコードできず悩んでいた.ので速攻でバージョンアップする(これまでは信号を捉えるが,アイダイアグラムが開かなかった)。

本日9時のパスにて 1k2 BPSKビーコンのデコードに成功した。受信時はg0kla局のブログを読んで,Dot ProductではなくCostas Loopを使用している。

If the station is using a linearly polarized antenna and the fading has a cosine squared shape, then a Costas Loop, with its faster acquisition and better low signal handling, outperforms the current Dot Product decoder.

gndapp v1.0.52020/02/10 20:26

gndapp_linux.AppImageはリグコン周りが地道にバージョンアップしており,ICOM機の周波数制御を試してみたら操作性はイマイチ!だった。デコード状況をPacketsタブで確認して,周波数オフセットをSettingタブに切り替えて調整はツライ。

あとgndappでトラッキングを開始したら,ICOM機は速攻でUSBモードに切り替わるが,周波数はAOS直前になるまで制御しない仕様だった。コードを読むとコマンドをCI-Vアドレス:0x00宛に送っており,愛機IC-910(CI-Vアドレス:0x60)がなんで応答するのか?だったが,「Transceive-ModeがONになっているリグ」は本コマンドに追従する仕様らしい.勉強になるぜ。

GNU Radio 3.8に移行2020/02/16 11:10

GNU Radio 3.8 + gqrx

Python2がEoLになったので,実マシンのGNU Radioをv3.8に移行した。gr-frontendに必須なリグコン:gr-gpredict-dopplerはアーカイブされており,gqrxを使おうとしてハマる。

まず必要なライブラリ:gr-osmosdrが3.8対応しておらず,fork版にGNURADIO_IQBALANCEなど追加するが,IQ File Source & Sink,RTLSDR TCP Clientが有効化できない。と悩む。が,そもそもgqrxが3.8対応してなかった。結局AppImage形式を使うことになる。添付画像はEO-88をnayfi.grc+gqrx/gpredictで受信しているトコロ。

本日の衛星: CAS-4Aで交信。