SatNOGS GS #1 ― 2021/03/28 10:01
SatNOGSのGS networkについてJAMSATシンポジウムで聴講した。tlm_forwarderによる参加とは別モノなので興味がでた。参加するにはラズパイを使用するのがお勧めだそうで,教えてもらった手順(下記)で,RTLSDR+固定ビームの地上局(JH4XSY-pi)を設定した(所要:数時間)。
How to join:
- Choose your setup - SDR, Antennas, Rotator(or not)
- Go to wiki.satnogs.org
- Downlaod the SD image
- Flash it!
- Boot the RaspberryPi
- Create an account and staion on the network
- Configure your sation!
1週間運用して,SatNOGSの特徴が視えてきた。
受信は予約制,GSはブラウザから遠隔操作し,Future Pass一覧から衛星とモードを指定する仕組みになっている。
スケジュール受信したデータは,下記リンクのように共有される。ビーコンは自動的にデコードされてDataタブに貼り付けられる。デコーダはamsat_duv, ax100_model5/6, ax25(AFSK,FSK), cw, lrpt, noaa, sstv(PD120)が用意されており,自分が日常的に受信するモードに対応済みだった(開発版ではfuncube+SSDVがデコード可能みたい)。しかし,当局でデコードできたのはNOAA,ISS PACKETだけなので,他局の釣果も貼っておく。
- https://network.satnogs.org/observations/3820153/ NOAA
- https://network.satnogs.org/observations/3819550/ LRPT: METEOR M-2
- https://network.satnogs.org/observations/3554958/ SSTV: ISS
- https://network.satnogs.org/observations/3801140/ SSDV: JY-97
amsat_duv, 4k8 AX.25は録音フィアルを別モデム:FoxTelem, direwolfに食わせたがデコードせず。信号強度が足りないのかな??
興味深いのは,SatNOGS参加局(tlm_forwardでアップする局は除く)は各地の地上局をリモート操作できる事。FredyさんがOPUSAT-IIを当GSで録音した結果を視たら「ひろがり」の信号を捉えていたので,管制局に受信報告して電子QSLをゲットした (^^; WebSDRと違ってドップラー補正済みなので聴きやすい。
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