SONATE-2 SSTV2024/04/01 09:37

SONATE-2 SSTV

SONATE-2のSSTVイベントが始まったので、追っている(情報TNX,JE9PEL局)。 今回はカメラ画像の送信で、 SatNOGS Observation #9281757で受像できたが、 残念なことにコールサインがコピーできず...

他のモードも追っており、当局で受信できたのはCWだけだが、コールサインはきっちりコピー/解読できている。

nn-morse、その後2024/04/04 11:10

前回の続き。 深層学習でモールス信号を解読するソフト(nn-morse)を動かすにはPytorchが必要だが、 当局のPi4は(SatNOGS環境のために)32bit OSなのでPytorchが動かず、ネット記事をみてonnxruntimeを使うことに決めた。

onnxruntimeをググるとPi4でbuildする記事が多かったが、whlファイルを見付けた。 自分の環境はpython 3.9なので、onnxruntime-1.16.0-cp39-cp39-linux_armv7lをダウンロードすればOK。 それからruntimeの実行には、libopenblas-baseの追加が必要!だった。

SatNOGS Observation #928492を処理した結果を以下に示す。 206秒の録音を約30秒で処理できたので、まずまずのスピードだと思う。 デコードの成績はまあまあ:単語を正しく区切れてないが、文字は正しく認識できている。あと、サイズの大きなWAVファイルを処理すると4GBモデルでもOOM Killerが発動するので注意💦

$ time python3 decode_morse.py 9284942.wav
… 3TOKYO METROPOLITAN COLLEGEOFINDUSTRIALTECHNOLOGY …

real	0m29.735s
user	0m31.408s
sys	0m6.287s

このプログラムはgithubにて公開しました。

アフリカと初交信!2024/04/05 11:31

eWACアワード

これまで未交信だったアフリカと昨夜21MHz FT8にて交信できた✌ 相手局はCT3MD(マデイラ諸島)で、昨年11月の交信不成立(FT8でRR73が受信できず)のリベンジができた。

eQSLはすぐ届いて、7大陸(南極を含む)を全制覇できたのでeWACをeQSLにて申請した。WAC取得は10W+釣り竿アンテナでは難しいと思ってたけど・何とか・達成できました。

StarlinkのLoRaビーコン2024/04/07 22:04

Telegramからの情報:Starlinkが137MHz帯でLoRaビーコンを送信している.そうだ。ググるとStarlink VHF beacons are now utilizing LoRa technologyという記事が見つかった。

TinyGSで受信するには、Automatic Tuningを「Enabled 137」に設定すれば良い(要weblogin)。 G4lile0さんのハックで、いつもの433MHz帯モデムで137MHz帯を受信できる。

デコードには145MHzの3エレ八木とLNAが必要。解読できるビーコンは稀で、GPSの位置情報を本日初めて表示できた。

本日の衛星: RS-44で交信。UmKA-1のメッセージを受信。

Platform-5をデコード2024/04/12 21:08

Telegramで話題のLora衛星:Platform-5、CRC ERRORになる日が続いたが、10日目でやっとデコードに成功した! この衛星は受信が難しく、デコードに成功した局は、あのK4KDRを含めて5人だけ(4/12日時点)。

その他の衛星: KASHIWAは入感なし。