LoRa APRS iGate2024/01/06 08:14

SP9DLM局から受信協力の打診があり、RX onlyなAPRS iGateを再開した。日本ではバルーン(LoRa Tracker)の受信網が手薄だそうだ。

彼が推奨するソフトはTTGO-T-Beam-LoRa-APRSで、 ざっくり調べると、T-Beam(以下,ESP32マイコン)をシリアルKISS TNCとしても使用できるので、興味深い。

でも、その設定はハマった。 配布先から取得したバイナリをインストールして、設定画面からAPRS Settingsの経度に 139.8017 を入力したら 89.59.9999E と丸められた値が設定されて修正できず悩む。

そこで設定画面の利用は諦めて、設定ファイル(preferences.cfg)で、 経度(arps_lon_p)の値をVScodeで編集して(ESP32の)ファイルシステムにアップロード⇛再起動したら、経度を正しく初期設定できた。

その他にも変更すべき項目(コールサインなど)の値を編集したが、何故かAPRSシンボルだけ設定変更できず、platformio.iniでbuild_flagsのAPRS_SYMBOL他を書き換えることになった。

と、解決に時間がかかったけど、 SP9DLM局が教えてくれたLoRa APRS Mapに、当局も表示されるようになった。 同サイトには、ESP32マイコンをシリアルKISS接続したiGate局のときは表示されなかったので、どうやらAX25の宛先アドレス:APRSソフトウェア名でフィルタしているみたい。

JH4XSY-10>APLOX1,TCPIP*,qAC,T2TAIPEI:!3550.67NL13948.10E#LoRa iGate

あと、ESP32マイコンのステータス(Booted, Rebooting, Shutdown)がAPRSメッセージとしてAPRS-ISに送出されていた。必要性を感じないので、tx_aprsis_smをfalseに設定変更しないと.です。

本日の衛星: RS-44で交信。

函館移動2023/06/21 22:24

4連休を取って函館に行ってきた。昼間からクラフトビールを呑んでリフレッシュできた! APRSは時々QRVした程度。拾ってくれた青森のデジ局:JR7ZBP-3と市内のIGATE局:JE8HLA-13に感謝です。

lorarx2023/01/20 08:28

dxlAPRSの最新版に添付されるlorarxを使ってLoRa信号をデコードすることができた。

lorarxのヘルプファイルは情報量が少なすぎ!で, ググったらDL1NUX局のサイトが見つかり,RTL-SDRを使えばデコードできる!ことが分かった。

$ ./lorarx -h
Decode lora out of IQ-File/Pipe with exact samplerate=bandwidth

rtl_tcp⇛sdrtst⇛lorarxと繋げばOKで,試しにLoRa_APRS_Trackerから送信したら,きっちりデコードできた!

bw=125000.0 cr=from header sf=12 optimize=1 driftloop=0.200
12:0:id:12 cr:5 len:76 crc:ok lev:-12dB snr:7.0dB nf:-54.2dB txd:491 q:92% afc:-2357Hz df:8Hz
[+++++++++++++++++]<[FF][01]JH4XSY-7>APLT00-1:!3550.71N/13948.14E[360/004/A=000000LoRa Tracker !wEj![0A]

次はLoRa衛星からのビーコン受信だ。デコードが確実なのはNORBIだが, LoRa APRSはBW=125kHzのためか,sdrtstのサンプリング・レートがBW=250kHzに対応してなかった。残念...

$ ./sdrtst -h

AM/FM/SSB Multirx from rtl_tcp (8 bit IQ via tcpip or file) to audio channel(s) 8/16 bit PCM by oe5dxl
...
-r <Hz>             if and default output sampelrate Hz for all channels 8000..256000 (16000)
                      for FM min. 25% more than rx IF-width

なので,CR=8, BW=125kHzなFossaSatを追ってみた。追跡開始してから4日目(1/18日)に完コピできた。ビーコン中に"FO012"とFossaSat12のコールサインが確認できるし,データ長が103バイトと公称値に一致している。

11:0:id:12 cr:8 len:103 crc:ok lev:-33dB snr:-11.9dB nf:-54.1dB txd:262 q:89% afc:3714Hz df:2280Hz
[++++++++++++++++++++++++]FO012[01](以下省略)
beacon encode error

でも,多くの場合はCRCエラーが発生して完コピできてない 💦 が, TNCのPASSALL風に表示されて "FO0nn" なコールサインが確認できる。

11:0:id:12 cr:8 len:38 dcd-lost crc:err lev:-42dB snr:-19.5dB nf:-55.0dB txd:262 q:92% afc:7921Hz df:-31396Hz
[+++++++~~]FO008[01](以下省略)

11:1:id:12 cr:8 len:51 dcd-lost crc:err lev:-38dB snr:-15.7dB nf:-54.5dB txd:147 q:93% afc:-7736Hz df:30988Hz
[+++++++++++~]FO011[01](以下省略)

11:1:id:12 cr:8 len:24 dcd-lost crc:err lev:-42dB snr:-20.3dB nf:-54.9dB txd:147 q:92% afc:4356Hz df:-17296Hz
[+++++~]FO012[01](以下省略)

その他の衛星: FalconSAT-3をデコード。高度は200kmになってきた。

ISSデジピータ2023/01/17 19:02

本日17時のパス,フィリピン局が見えてコールするが応答なし・残念。PM95な局とレポート交換する。

それから,ISSデジによる交信のQSLカードをeQSLでCFMできた。昨年はSAT_MODEでシンプレックスが選択できなかったが, 今は VV と UU が選択できるようになっている。これはIO-117効果だと思うが,デジピータなので↑2m/↓2mという表記に抵抗があります(私見)。

dxlAPRS2022/12/26 20:37

dxlAPRS

APRSmapを4年ぶりに試してみた。バージョンは0.79に上がっていた。

冬場なのでTemp. Mapを貼ってみた。見た感じも寒くなっている。北関東で暖色になっている局は,温度センターの故障みたい(15度一定になっている)。