GPSのデータをLinuxで取り込む2007/08/02 22:16

定番はGPSBabelなんだろうが,GPSManを使用してTrackログのデータを取得した。

GPSManを起動してTrackログを取り込んで,GPXフォーマットでExportした結果がコレ。

<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1" standalone="yes"?>
<gpx
 version="1.0"
 creator="GPSMan"
...
<trkpt lat="35.6964468956" lon="139.768753052">
  <ele>93.8658447266</ele>
  <time>2007-07-03T09:44:39Z</time>
</trkpt>

shapeファイルで保存するよりは,使いまわしが効くだろう。ちなみに,このデータは神田の「ぼたん」に行ったとき。色々と懐かしい。

ちなみに,コマンドラインからは下記のように実行すると良い。

% gpsman -dev /dev/ttyUSB2 getwrite TR GPX file名.gpx

TNC-291G効果!?2007/08/06 19:47

先日ゲットしたTNC-291Gだが,日曜日にケーブルを作成して144.64MHzで試運転。(某局さんアシスト TKS!)

JA1RBYさんが直にデコードできる!TNC-291GはTNC-22より耳が良さそう。

そんな訳で,SATGATE に投入したら,8/6日17時のパスで 早速 ANDEのテレメトリ受信に成功。素敵です...

ANDE-1   :1ANDE (Aug 06 17:39    0.0 km) ANDE-1 only wakes up 1  of evry 15s for users. Pse conserve.

TNC-291G効果!!2007/08/07 21:49

昨日の ANDE に続き,本日15時のパスで PCSAT-1 のテレメトリを受信。

PCSAT-11>APRS1:Default LT1

最近 findu.com で PCSAT-1 の受信レポートを見かけるが,こちらではサッパリ受信できなかったので,ちょっと感動。この受信性能...本物かも。

XASTIR で WX局 を運用する2007/08/10 21:41

近刊の別冊CQ誌 #1で「GPS&気象情報を無線で送るシステム」の特集が組まれるそうだ。

それに合わせて? 気象情報を One-Wire の気象観測ソフト: oww から直接 CWOP に送るのではなく,無線で送る XASTIR + oww の構成にn年ぶりに戻した。

XASTIR からは UDP で oww と通信する設定をしたが,何故か? XASTIR は気象データを取り込まない。Viewメニュー→Own Weather Data を選択したが,値はゼロしか表示されない。

ソースを調べて,納得!観測データ,XASTIRは19種類待っているが,oww からは12種類しか送っていない。XASTIRのバージョンアップで owwインターフェース仕様が変更されたらしい。

wx.c の wx_fill_data() から抜粋
       case (DALLAS_ONE_WIRE):
...
           if (19 != sscanf((const char *)data,
                   "%f %f %f %f %f %f %d %d %f %f %f %f %f %f %f %f %f %f %f",

足りない7個の観測値のうち,XASTIR が読み取るのは、現在の{湿度と気圧}だけなので、それらの値を構造体 wstruct から、残りの値をゼロで埋めて出力する改造を arne.c の arne_tx() に施した。気圧は mBar ではなく inHg で送る必要があるので注意。

以下が改造した oww の出力。ついでに3番目の最低気温が常時 -1000.0 ℃ だったので,これも直した。

31.8 39.1 28.4 0.0 0.0 0.0 -1 15 0.000 0.000 0.000 0.000 75.2 0.0 0.0 29.7266 0.0 0.0 0.0

最後の改造は,XASTIR の wx.c。当局は風向・風速計,雨量計を持っておらず,それのことを明示するため,風向・風速は値を . で埋めて,降雨量は値を出力しない改造をした。

これで完了...です。

ソフトウェア・ラジオ用PLL発信器の製作2007/08/14 21:37

夏休みの工作で,表題のPLL発信器を作った。ネタはエレキジャック#2に掲載された「ソフトウェア・ラジオのマルチバンド化計画 ソフトウェア・ラジオ用PLL発信器を作ってみよう」だ。

ジャンパを切り替えると 3.5, 3.8, 7MHz がカバーできるSoft66用のGoodsだ。

秋葉でパーツを揃えて,付録の基板で製作!テストは夏休み 後半戦の予定...