XASTIR Server Port のトラブル2008/12/16 20:50

EDGE端末を変更したら,取得した GPS 位置情報を XASTIR のサーバーポートに流し込む CGI プログラムが応答しなくなったので,すごく悩んだ。というのは既出か。

解決したのも束の間。XASTIR のサーバーポートに 一度 接続・切断 すると,次回からは接続できなくなった。

ググって,MLの過去ログに 同じ症状 を発見。メニューから Server Port を OFF/ON すれば回復する。恒久的な対策は, x_spider.c のバグで,544 行をコメントアウトすること。このバグは 最新安定板 1.9.4 にも含まれている。

XASTIRの改造2008/12/21 11:10

大掃除の合間?にXASTIRを改造した。

まず XASTIR用の VX-8 のシンボル・データを勝手に作成した。シンボルが APRS Spec で正式に定められたら XASTIR group からリリースされるハズだが,VX-8 ユーザが増えて待ちきれなかったので。

データはテキストファイル。例えば /usr/share/xastir/symbols にある symbols.dat だ。20×20の升目にアルファベットが書いてあるだけ。ググると Xastir-Dev M/L に色の定義の説明があった。

http://lists.xastir.org/pipermail/xastir-dev/2003-May/000770.html

データは下記URLにアップした。XASTIR の どのバージョン でも利用可能なハズです。

http://jf1aje.sakura.ne.jp/bbs/joyful04/joyful.cgi?list=pickup&num=512#512

それから XASTIR を postGIS 対応に make し直した。APRSAT に QRV する局の位置情報をデータベースに記録するためだ。いままでのテキスト形式のログだと,局数を調べたり,地図にプロットするのが困難になってきたので。

ポイントは db_gis.c の 1340 行のコメントアウトすること。そうしないとパケットを受信すると XASTIR が落ちる(ああ,gdb って有難い)。

データベース作成用のスクリプト db_gis_postgis.sql は XASTIR 1.9.4 用に更新されている。index が追加されたそうだが,全く理解できないので,データベースは新たに作り直した。 過去ログがクリアされて丁度良い,かな。

追記:postgres が v8.3 になったので、コンパイル時に Makefile の LIBS から -lpgport を削除した。

新TNC(VX-8)の受信テスト2008/12/23 07:24

ボーナスで VX-8 を購入した。APRSで話題のアレです。

内蔵TNCは,残念なことにリグ内で完結しており,外部からRS-232Cで制御することはできない。受信したパケットは本体ディスプレーに表示されるだけ。モデムは 1200baud AFSK, GMSK の2種類,切り替えて使用。

まずは受信から。でも APRS ではなく,衛星がターゲット。

アンテナはいつもの 6エレ八木とプリアンプという構成。チューニングはマニュアル。VX-8 のチューニングステップの最小単位が 5kHz なので,predict の計算結果に近くなるように調整した。

12/21日は CO-65 の GMSK を聞いた。結論から書くと,Sはそこそこ振れたがデコードせず。

今朝は AO-51 の GMSK を聞いた。デコードに成功!。比較用のTNCを用意して,同時に聞き比べる必要があるが,ザックリ書くと,Fズレが少ないときに限る.という感じ。

CO-65 の AFSK AX.25 は本日お休みなので,テストはここまで。

OpenBCMのメッセージファイルの日本語化2008/12/24 22:00

1.07b3 用に追加されたメッセージの日本語化をやっている。進みは遅く,本家にマージしてもらうのはまだ先になりそう。

新たに追加されたメッセージには,http インターフェースのメニューが含まれており,素敵だ。

その部分から翻訳・テストしたのだが,漢字(Shift JIS)のメニューが文字化けすることに気付いた。

よく調べると「表」の字のように,0x5c (バックスラッシュ)を含んだ文字で化けていた。出力する文字列中に,バックスラッシュがあったら,それ以降の文字が化けるのはシカタガナイか。安直にメッセージ中に \ を追加して対応。

VX-8の受信テスト(続き)2008/12/28 21:38

VX-8で受信したAO-51

AO-51 18時のパスで VX-8の受信テストの続きを行った。

アンテナを2分配して, VX8 と IC-821+TNC-281G に接続。GMSK の信号を 同時に 聞き比べた。リグは マニュアル制御で チューニングは 5kHz ステップと条件を揃えた。

結果 VX-8 は 4局,TNC-291G は 8局。VX-8 はデコード時に音が鳴るのだが,UISS の画面と比べると回数は少なめ。

受信データした生データは,画面を切り替えると,確認することができる(VX-8 の APRS FILTER 設定で OTHER を ON しておくこと)。このような写真を送れば受信レポートとして採用されるだろうか? データを表示するとコールがスクロールアウトしちゃうのだが...