FUNcube demodulators #12013/09/23 11:52

FUNcube M/Lからの情報。

表題のソフトが公開されたので,試したみた。WAVファイルを読み込んで,解析するタイプのソフトだ。デコード結果の表示ルーチンは,ヘキサダンプからアスキー表示に変更してある。

% ./trydecode
...
processing took: 1878 usecs, centreBin=113
Sum=57, Phase=0.000003
Attempting FECDecode
RS byte corrections:  5   2   Channel symbol errors: 362 (6.96%)
00: HI HI Hello from
10:  Howard G6LVB Fu
20: ncube telemetry 
30: 1200bps concaten
40: ated FEC carrier
50:  1200Hz signal a
60: mplitude=7375, n
70: oise amplitude=9
80: 500. 15 March 20
90: 10 23:00 UTC. Ru
a0: nning out of thi
b0: ngs to say. 1234
c0: 56890ABCDEFGHIJK
d0: LMNOPQRSTUVWXYZ 
e0: 73 de G6LVB chee
f0: rio
FECDecode OK!
processing took: 5155 usecs, centreBin=113

FUNcubde のサンプルファイルは,此処にある。MP3 ファイルなので 96kHz サンプリング・ステレオの WAV ファイル(ファイル名: test.wav)に変換しておくこと。

Dire Wolf Soundcard TNC #42013/09/26 21:33

Linux版 Dire Wolf がデコードしない件を,作者のWB2OSZ局に相談したら,開発版の v0.9 を試すようにアドバイスをもらった。

素のMakefileでは 動作NG だったが,サウンドドライバを OSS に設定して,32bitバイナリを生成したら,動作した♪ openBCMのノウハウが生きた!よ。

気を良くして,受信性能を評価してみた。いつもの TNC Test CD のトラック1を食わせる。デコード結果は 998! と,これまで試した TNC/Soundmodem での最高値となった。

ただし,連続運転は,弱いようだ。不定期に止まる。それでも,稼働時間は12時間を超え!を実現。WINE で使うよりベターな結果になっている。

direwolf: ax25_pad.c:919: ax25_get_addr_with_ssid: Assertion `n >= 0
&& n < this_p->num_addr' failed.
アボートしました

APRStt #12013/09/29 08:15

PSRにWB4APR局による APRS Touchtone の解説記事が載っていた。APRS対応でない無線機からDTMF信号を送ることで,APRSに参加しよう!いうノリ。APRSttシステムの紹介もある。私のお気に入りの Dire Wolf も ひっそり 紹介されていた。

http://www.tapr.org/psr/psr123.pdf

下記サイトを読んで,自分のコールサインをDTMFに変換した。SSIDは-12に(自動)設定されるので,SSIDはオーバーレイで表示する仕様らしい。私はHT=7を選択した。

http://www.aprs.org/aprstt.html

VX-8からコールサインをDTMFで送信して,IC-910 + Dire Wolf で受信したら,JH4XSY-12なるオブジェクトが,Dire Wolf で設定した Corral location に現れた。

;JH4XSY-12*280521z3550.65N713948.10EA !T !

通常の無線機にはGPSがないので,現在位置は不明で,コールサインしか送れない。DTMFを送信した局の位置は,APRStt Gateway(受信)局の付近(?)という表示に納得。ちなみにパケットには「位置情報なし」の印が きっちり 付加されている。

APRSttには位置情報を送る文法が用意されているが,下記のような地図を併用することが前提っぽい。難易度が上がるので,試すのは,また別の機会に。

http://aprs.xii.jp/aprs/cq/HAMFAIRMAP/2013_%89%EF%8F%EA%93%E0%8D%C0%95W%92n%90%7D(%88%F3%8D%FC%97p)_V1.2.pdf