GNU RadioでAFSKを受信2014/12/06 12:26

gr-ax25 APRS.grc

GNU RadioでAX.25 AFSKを受信してみた。必要となるモジュールは以下の通り。FM受信機の出力を内蔵のMULTIMON互換エンジンに食わせる仕組み,だ。

標準添付のAPRS.grcを自分の環境で動くように調整したのが添付画像。デコード結果はGUI画面の「Results」タブに表示される。GUIの表示には やっぱり フルHDのモニタが必要だった。

2014-12-06.01:12:14 PM
AFSK1200: fm JR2YQN-3 to APTT4-0 via JO1YLU-3,WIDE1-0,JJ1YDX-3 UI  pid=F0
>HIGASIIZU ASUDO APRS-DG TEST 13.4V35C

本日の衛星:ISS, UKube-1, ANTELSatをデコード。

Dire Wolf 1.1β2014/12/13 15:59

先日からSoundcard TNCの最新β版をテスト中!

今回の目玉はAGWPE互換ポートに最大で3つのクライアントから接続できる点だろう。AGW online kiss & UISS から接続してアマチュア衛星とAPRSを聞いてみたが,どちらのクライアントでもモニタ可能だった。

Connected to AGW client application 0...  AGW online kiss から接続

Ready to accept AGW client application 1 on port 8000 ...

Connected to AGW client application 1... UISSから接続

Ready to accept AGW client application 2 on port 8000 ...

オプションも(知らぬ間?に)増えており,受信パケットをHEXダンプして画面表示する&ログを指定ディレクトリに保存する事が可能となった。

% direwolf -t 0 -d p -l ./test
(中略)
Digipeater JJ1YDX-3 audio level = 92   [NONE]   _||||
Audio input level is too high.  Reduce so most stations are around 50.
[0.2] JA1KWV-6>APOTC1,JJ1YDX-3*:!3613.00N/14033.00E_.../...g...t044OD1w
------
U frame UI: p/f=0, No layer 3 protocol implemented., length = 62
 dest    APOTC1  0 c/r=1 res=3 last=0
 source  JA1KWV  6 c/r=1 res=3 last=0
 digi 1  JJ1YDX  3   h=1 res=3 last=1
  000:  82 a0 9e a8 86 62 e0 94 82 62 96 ae ac ec 94 94  .....b...b......
  010:  62 b2 88 b0 e7 03 f0 21 33 36 31 33 2e 30 30 4e  b......!3613.00N
  020:  2f 31 34 30 33 33 2e 30 30 45 5f 2e 2e 2e 2f 2e  /14033.00E_.../.
  030:  2e 2e 67 2e 2e 2e 74 30 34 34 4f 44 31 77        ..g...t044OD1w
------
(中略)
^C
QRT
Closing log file "2014-12-13.log".
% ls test
2014-12-09.log  2014-12-10.log  2014-12-11.log  2014-12-12.log  2014-12-13.log

UISSでデジパスが表示されない件は,相変わらず原因不明だ/カイゼンされていない。(上記の通り)Dire Wolfはデジパスを認識しているが,UISSで同じパケットを見ると,こう表示される。

Fm JA1KWV-6 To APOTC1 <UI pid=F0 Len=39 >[16:06:19]
!3613.00N/14033.00E_.../...g...t044OD1w

本日の衛星:ISS, ANTELSat, UKube-1をデコード。UKube-1は,ここ数日 夜間のみビーコンを送信している。

ISSからのSSTV2014/12/18 22:21

RS0ISS SSTV

ISSの22時のパスで,SSTV画像を2枚受信した。送信は3分間毎なので,一枚目は途中からAOS,2枚目(添付画像)は開始後にLOSした。信号は強力なのだが,空が狭いのでシカタガナイ...

本日の衛星:STRaND-1, ANTELSat, UKube-1をデコード。UKube-1がビーコンを昼間に送信するのは久しぶり。

ISSからのSSTV,2日目2014/12/20 22:23

RS0ISS SSTV

ISSからのSSTV送信の最終日。JAからのラストパスとなる22時のパスで1枚受信できた。今回は最大仰角が6度で可視時間が約7分間と短かったので頭/尻切れを 心配したが,画像を丸ごとコピーすることができた。

本日の衛星:UKube-1をデコード。SPROUTは信号が弱すぎて,SSTVは絵にならなかった。FUNcube-1はCQのみ。

SDR Radio v2.32014/12/22 12:57

SDR Radio v2.3 build 1962

SDR Radio v2.3の最新版(Build 1962)を試している。

サテライト用の周波数/受信モードのメモリボタン(添付画像の赤マル部)が復活したので嬉しい。サテライト別に登録可能な仕様になっており,サテライトを切り替えると登録したボタンが消えたように視えるので注意が必要。もちろん? ボタンを押すまで周波数/モードは反映されない。

その使い勝手は微妙... サテライト画面とSDR画面が分離したのに,表示を切り替えるボタンが無いので,シングルモニタでは使い辛い。

本日の衛星:STRaND-1,UKube-1,PCSAT-1をデコード。