gr-satellite ― 2018/04/01 21:05
gr-satelliteをバージョンアップしたら,色んな衛星でgit版のgnuradioが必要になってきたので,環境を再構築した。そのときに,イロイロ躓いたので作業手順をメモとして残しておく。
% git clone --recursive https://github.com/gnuradio/gnuradio.git % cd gnuradio/ % mkdir build % cd build/ % cmake ../ -DQWT_INCLUDE_DIRS=/usr/include/qwt5
動作確認としてLilacsat-2をデコードできたので,大丈夫だろう。ちなみにフローグラフはGUI無しで提供されるので,ビーコン信号が見えるように,ウォーターフォールのモジュールを追加するのが吉。
Reed-Solomon decode OK. Bytes corrected: 0. 2018-03-31 21:12:40 * MESSAGE DEBUG PRINT PDU VERBOSE * () pdu_length = 74 contents = 0000: a6 54 30 00 13 a1 3d 02 0a 1a d0 09 a2 19 fb 03 0010: 00 0d 30 01 65 00 01 03 a8 00 00 00 00 00 00 00 0020: 3a a5 2e 00 00 01 00 00 00 55 00 00 00 00 00 00 0030: 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 01 5f b7 00 0040: 00 2f 00 00 00 00 e4 95 70 a2 ***********************************
本日の衛星:CAS-4B, AO-73で交信。
K3NG CW keyer #1 ― 2018/04/08 15:09

K3NG CWキーヤーをFuntronicsから購入した。価格は送料込みで$83と安いが,中身はArduino AVR Mega 2560でキーヤー機能は(ほぼ)全部入りだし,FUNKEYERの定義ファイルがK3NGのgithubにあったので,購入を決めた。
3/21日にオーダーして4/2日に到着。電源入れるとHIと鳴って,Z80搭載コンテスト・キーヤー(JR3KEG)を彷彿させる。
購入前に気付かなかったのは,CWスピードを設定するツマミが,ロータリーエンコーダだったこと。ツマミが くるくる 回って直観的なインターフェースでなかった。LCDパネルのWPM値を見るとCWスピードが判るけど...ね。
まずは初期設定をシリアルCLIから実行する。暫定設定値をメモとして残しておく。メモリはPuTTYから7文字?以上はタイプできなかったので,パドルから直接書き込んだ。
K3NG Keyer Version 2.2.2016040501 Iambic B / CMOS Super Keyer Timing: ON 32% Buffers: Dit ON Dah ON WPM: 20 Farnsworth WPM: disabled Sidetone:ON 600 hz Dah to dit: 3.00 Weighting: 50 Serial Number: 1 Autospace Off Wordspace: 7 TX: 1 Memory 1:{empty} Memory 2:JH4XSY/1 $ ... Memory 12:{empty}
本日の衛星:XW-2Bで交信。
K3NG CW keyer #2 ― 2018/04/13 20:37
K3NG keyerの最新版をgit cloneして,Funtronics K3NG Keyerを2018.04.07.01にアップデートしてみた。その顛末記。
keyer_hardware.hにて,以下をコメントアウト。
#define HARADWARE_FK_10
k3ng_keyer.inoにて,以下をコメントアウト。
#include <hidboot.h> #include <usbhub.h> #include <Usb.h>
FK-10はArduino互換機(USBシリアルがCH340)なので,Arduino/Genuino Mega or Mega 2560, ATmega2560(Mega 250)を選択する。メモリは余裕〜,ほぼ全部入りの設定だが,メモリ使用量は31%に収まった。書き込みには,USBケーブルをFUNKEYERのリアパネルに接続し,DIPスイッチをArduino側にスライドさせること(は,マニュアルからは解りにくい)。
が,シリアルCLIが 何故か 有効にならない... 標準で #define COMMAND_LINE_INTERFACE が設定してあるのに。
本日の衛星:ISSからのSSTVを受信。
K3NG CW keyer #3 ― 2018/04/14 16:34
Funtronics FK-10でシリアルCLIが使えるようになった。原因はデフォルトでArduino MEGAのシリアル通信ポート(サブ, フロントパネルのCLI専用ポート)が無効になっていたからだ。keyer_features_and_options_fk_10.hで以下を有効にする
#define FEATURE_COMMAND_LINE_INTERFACE_ON_SECONDARY_PORT
シリアル通信ソフトで再設定したら,設定項目が幾つか増えていた。WPMがコマンドモード専用で設定できるのは,便利かも。設定方法は,コマンドキーを押す→パドルでMを打つ→ピピピと鳴るのでパドルまたはロータリーエンコーダで速度調整→コマンドキーを押す。ようだ。
K3NG Keyer Version 2018.04.07.01 Iambic B / CMOS Super Keyer Timing: On 33% Buffers: Dit On Dah On WPM: 25 Command Mode WPM: 20 Farnsworth WPM: Disabled Sidetone: On 600 hz Dah to dit: 3.00 Weighting: 50 Serial Number: 1 Autospace Off Wordspace: 7 TX: 1 Quiet Paddle Interrupt: Off Mill Mode Off Memory 1:{empty} Memory 2:JH4XSY/1 ...
追記:シリアルCLIからメモリに書き込める文字数が最大で7文字に変化なし。
本日の衛星:CAS-4Bで交信。ISSからのSSTVを受信。
ARISS SSTV ― 2018/04/15 08:11

国際有人宇宙飛行デー(4/12日)を記念して実施されたinterkosmosプロジェクト40周年記念の画像伝送が終わった。今回受信した最高の1枚が添付画像だ。
RXSSTVの記録によると前回のSSTV受信は2016年だった。実に久しぶり〜。今回はARISS SSTV Awardが発行されるので,応募してみるツモリだ。
本日の衛星:AO-73で交信。
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