リグコンのドップラー補正2018/06/02 15:54

自作リグコンで衛星通信時のアップリンク周波数を予測している。

予測値は PC時刻同期・軌道要素の更新時期 等々の要因で揺らぐので,マニュアル補正後の実送信周波数をメモって集めて,統計的に処理した上で最終的なオフセット値を決定すると良いのだが,QRV中にはメモしないよね。

なので,補正結果をログに書きだす機能を追加した。タイムスタンプをつけたので,AO-73の補正値が日照/食で約10kHz違うことが改めて判ってニヤリとする。

またログファイル(CSV形式)からオフセット値の平均を計算する際に,Q言語を使ったら1行で書けた。日経Linuxの紹介記事を読んだときにはピンとこなかったが、ピタリとハマった。

% q -H -O -d ',' "select avg(OFFSET) from Calibr.csv where SAT='CAS-4B'"
avg(OFFSET)
-0.00157906666667

本日の衛星: XW-2B, XW-2A, CAS-4A, CAS-4Bで交信。UBAKUSATは,ここ2日デコードなし。本日最終パスに立ち会うが,無音だった。

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