OpenJDK11 ― 2020/06/02 20:15
Oracle Java8からOpenJDK 11に切り替えてみた。
Falconは古いOpenJDKだと動かなかったが,バージョンアップしたらアッサリ動いた。FoxTelemでは入力デバイスとして plughw:*,* が選択可能になった。 と良いコトあり。
あとイギリスからAO-73に関する良いニュースが届いた。
30m FT8 ― 2020/06/05 17:21

ヨーロッパと交信できない日が続く。
現設備(10W機+ロングワイヤー)によるFT8交信が200局を越えたので傾向を解析したたら,HISレポートが-10dB以下になると交信件数がグッと減るコトが判ったので,狙いを絞ったのだが,釣果がサッパリな日が続いた。
pskreporter.infoを使い始めたら,EU局が聞こえても/自分の信号がEUに届いてないのが判ってショックを受ける。VOACAPで伝播予測するとEUとの交信の期待値は高くなかったので,CONDXのスゴく良い日を選ぶ必要あることが解った。
で,今朝がまさにその日だった。夜明け前に目が覚めて,WSPRnetを確認したらSM局より受信レポートがあった!ので,FT8にQRVしたらドイツと交信できた。添付画像はそのときのpskreporter.infoのスクショ。
しかもWSJT-X 2.2.0 による初交信!だった。最新版では受信中にデコードが始まるので,表示されたCQ局を呼んでも送信が始まらず?になったけど,幸先の良いスタートだ。
gr-satellites v3.0.0 ― 2020/06/07 19:36
gr-satellites v3.0.0がリリースされた。JO-97の受像を試すも,Image receiverモジュールはJY1-Satに未対応みたい。gr-satellitesのIssues #112を読むとサポートされているっぽいが,YAMLファイルの設定不明。
SSDV decoding using an external fork of ssdv for JY1SAT is already supported in gr-satellites, so the same could be done for BeliefSat-1.
受信した生データをファイル化にするにはFile receiverモジュールが使えそうだが,Image receiverが使える衛星限定だったので,satellites_decoder.grcを改造して,File Sinkにてfuncubebinファイルを出力してみた(フローグラフはgistにアップした)。
- https://github.com/daniestevez/gr-satellites/releases/tag/v3.0.0
- https://github.com/daniestevez/gr-satellites/issues/112
- https://gist.github.com/jh4xsy/d208efc25c057efad0f40eaf7849011d
本日の衛星:RS-44, XW-2A, CAS-4Bで交信。空も賑やかになってきた。
smogmap ― 2020/06/09 20:22

Facebookの@smog1officialからの情報。スペクトラムの測定結果が下記リンクで公開されたので,覗いてみた。日本上空はかなりの密度でサンプリング/ダウンロードできているのが判る(添付画像,参照)。このデータからelectrosmogを2Dマップで画像化した結果はFacebookに載ってるが,日本上空は酷いSMOGになってます。
個人的には「衛星の設計寿命が4ヶ月だった」というクダリにグッときた。打ち上げから半年,まだまだ元気です。
本日の衛星:SMOG-P, ALT-1をデコード。
AALTO-1 ― 2020/06/13 13:12
aalto-1を 偶然 デコードした。2017年に打ち上げられた衛星で,437.220 MHz 9k6 GMSK AX.25なので,直前に追いかけたQuetzal-1でヒットしたっぽい。
受信したkissファイルをgr_satellitesに食わせたら,AX.25ヘッダ部を解析できた。
% gr_satellites AALTO-1 --kiss_in 2020-06-13_jh4xsy_aalto-1.kss Container: header = Container: addresses = ListContainer: Container: callsign = u'OH2AGS' (total 6) ssid = Container: ch = False ssid = 0 extension = False Container: callsign = u'OH2A1S' (total 6) ssid = Container: ch = False ssid = 11 extension = True control = 0x03 pid = 0xF0 info = b'\xde\x19\xe4^I\xe1\x81\x00\x01\xc1T\x03\x00\xff\xff.'... (truncated, total 132)
調子に乗ってQuetzal-1の過去ログを解析してみた。 uvg_messageを翻訳すると「可能であれば、グアテマラへのUVG」と書いてあったが,SatNOGSにtlm_forwardしているので,管制局へのレポートは不要かも。
その他の衛星: CAS-4Aで交信。SMOG-P, ATL-1の飛来が ほぼ同時 になった。smogcli2附属のsmog_rtl_rxを使えば2衛星を同時録音できることが分かった。
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