ラズパイ用FUNcube satellite telemetry decoder ― 2020/06/18 17:46
FUNcube Web Siteからの情報。ラズパイ+FCDによるテレメトリ・デコーダで,JAMSAT N/Lで読んだDV0GVN-Antractica局のシステムだった。
githubからgit cloneしてFUNcubeLibのdockerイメージを作成したら,Pi2だと45分かかってビックリ。dockerイメージを対話モードで起動すると「Starting decode workers (may produce a few ALSA errors, just ignore!)」と表示されるが,エラーメッセージが30行以上表示されてまたビックリする。起動するとDN,DFが大量に表示されるが,それぞれ"Decoder is busy","Decoders are free"の意らしい。あとデコード結果はファイルに残らない仕様とのこと(funcube MLからの情報)。
実戦テストとして数日間FUNcube衛星を追ったら,EO-88/JO-97のデコードに成功した(AO-73はデコードできず)。衛星名の指定は不要/受信周波数は自動サーチと簡単。でも打率はgr_satellitesに比べると低めだと思う。
デコードしたパケットのwarehouseへのアップロードは,できてない。「Failed to connect dial tcp: lookup warehouseserver on 192.168.0.XXX:53: no such host」が表示されるので,Linuxホストでの名前解決に失敗しているのだが,dockerの経験値が低く解決には至ってない(alpineのコンテナからwarehouseのアドレスが引ける事は確認済み)。
ラズパイ用FUNcube satellite telemetry decoder,その後 ― 2020/06/21 22:00
受信したパケットをwarehouseにアップロードできない件,fcdecode.confの設定ミスだった。README.mdを良く読むと,connectaddressの指定は不要みたい。
# address to send decoded packets (default encodeserver) #connectaddress = "warehouseserver"
追記:通常の使い方では,指定不要とのこと。
warehouse繋がりで,FUNcube Teamからの情報。warehouseを JO-97の画像モードでもカウントするよう改修した.とのこと。従来はSSDVなパケットは受信にカウントされなかったので,ちょっと嬉しい。
本日の衛星: XW-2B, CAS-4A,Bで交信。
noaa-apt ― 2020/06/23 20:12
NOAAの受像にnoaa-aptを使って挑戦したら,先輩諸氏のブログとは違う画像になってビックリした。ググるとAPT信号は白黒画像で,あのWXtoImgでは疑似カラー画像を造っていることが分かった。添付画像はNOAA-15の南下パスを受信した結果で,中国・四国地方から南が視えている。
noaa-aptは,録音したwavファイルを処理するGUI付きのソフトで,Windows/Linux/Macで動作する。
FUNcube Warehouseのトラブル ― 2020/06/30 11:15
ここ数日 data.amsat-uk.org に接続できない。FUNcube-TeamからのメールによるとDNSエラーが原因とのことで,以下のURLに変更したらfuncube-devからアップロードできた。
In the meantime, http://warehouse.funcube.org.uk is an alias for the server name and continues to work.
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