JO-972020/07/04 11:38

warehouseが復活したので,JO-97をラズパイ+funcube-devで受信した。warehouseでは,uploadランキングが衛星別になっていた。

funcube-devは,連続運転中に出力表示が ... に変わることがある。decoderが動いてない気がして,その度にdecoderを再起動している。謎だ...

6m AND Down コンテスト2020/07/05 13:39

今年もC1200に参加した。天気は今年も雨で,イロイロ起きた。

  • 移動運用/マルチオペ部門がOKとなり,移動局/社団局とも交信できて,マルチが増えた。
  • 無線機/IC-910Dの送信がNGになり,途中リタイアになった。残念...

本日の衛星: SMOG-Pをデコード。BY70-2はTLE:2020-042A? 22時のパスは信号視えず。

BeliefSat-12020/07/07 12:05

gr-satellitesからの情報。BeliefSat-1とはインドで開発中のPocketQube衛星で,画像を9600bps GMSK+SSDVを送信するそうだ。管制局からダニエルさんにサポート依頼があり,まず1200bps FSKビーコン/CCSDS がサポートされた!

開発/コラボは順調に進んでおり,先日は「BeliefSat-1のサンプルIQ信号ファイルからgr-satellitesを使ってデコードするチュートリアル」(講師ダニエルさん,約90分)が実施された。その様子はYouTubeにて公開されており,YAMLファイルの裏側?/フローグラフを組む手順が解説されていた。

METEOR-M2を初受像2020/07/10 18:59

METEOR-M2

METEOR-M2(LRPT放送,137.1MHz qpsk変調)の受信に成功した。LinuxではIQ録音してからコマンドラインツールを組み合わせてオフライン処理する。受像のポイントは,RTLSDR+gqrxでIQ録音する時に周波数を固定する事だった。送信帯域が140kHzと広いので,ドップラーシフトはネグっても良いみたい。

復調時はコンスタレーション図がテキストベースで表示される(下図参照)。今朝のパスで初めて#が表示された。信号にLockしたっぽいが,StatusのLocked表示なし。

% ./meteor_demod -O 8 -f 128 -m qpsk gqrx_20200709_231407_137100000_144000_fc.wav -o output.s

        ~ Meteor M2 LRPT Demodulator v0.3-beta1 ~

             │               PLL info
        .    │    .          Gain    Carrier Freq    Status
   . ..  .   │ . .           0.002   -1557.9 Hz      Acquiring...
  . . +#     │.  -.-+. .
     + .#-.- │  .  .-.  .    Data in
    .  ..    │     .#-       00:00:55/00:04:10 (22.3%)
─────────────┼─────────────
     .. .  . │  .. .         Data out
     +-..    │  .. -   .     8.05 MB
    -#. .  ..│  . #-....
     . -. .. │   .. .-.
    ..   - . │          .
       .     │       

ダメもとで画像化したら絵になった!それが添付画像(BMPファイルが出来た)。疑似?カラー画像になっているが,やはり諸先輩方のblogとは違う仕上がりになっている。

% ./medet output.s output -r 65 -g 65 -b 64 -na
Reading output.s...
...
Packets:      1613 / 2066
Elapsed time: 00:03:20.676

LRPT(Low Rate Picture Transmission)はAPT(Automatic Picture Transmission)より解像度が高い+デジタル変調なので劣化がなくてステキです。

BY70-2を初デコード2020/07/12 14:40

BY70-2をデコード

BY70-2とは,7月に打ち上げられた↑145.920MHz FM/↓436.200MHz Codec2(9k6 BPSK)なFM衛星。

TLEは45857(2020-042A)で確定して,gpredictに衛星名称とトラポン周波数データが降りてきた。

デコーダは管制局謹製:gr_lilacsatではなく,gr_satellitesを使うことにした。最新版/v3.1.0にて正式サポートされて,codec2再生のドキュメントが整備された。

と条件は整ったが,うまくデコードできない。いまは gqrxでIQ録音→wav変換→sdrsharpでIQ再生→wavファイルからオフラインでデコードし直している。

本日10時のパスでは連続信号が視えた。デコードすると spacecraft_id が何種類も表示された。最頻値は129で,そのパケットでコールサインがBJ1SUと表示されたので,BY70-2からの信号で間違いない。(受信データは16進ダンプしてgistに掲載した。)

gr_satellitesからcodec2に連携したら男声が聞こえたが,内容は聞き取れず。

本日の衛星: XW-2F, CAS-4A,Bで交信。