HUNITY2025/12/12 13:39

HUNITYはSMOG系列の衛星で、デコードするにはsatnogs-client+gr-satellitesではなく smogcli2を使った方が確実。 ボウズだった#12918747で取得したIQファイルをCF32ファイルに変換して専用ソフトにかけたら4パケットも取得できた。

$ ./hunity_decode -p 12918747.dat 
INFO: reading 12918747.dat, writing 12918747.pkts
WARNING: Failed to open the metafile 12918747.meta
WARNING: unknown file extension, defaulting to CF32
WARNING: unsupported combination: sampling rate 50000 sps and 25000 bps !
WARNING: unsupported combination: sampling rate 50000 sps and 50000 bps !
INFO: finished 12918747.dat, samples: 22532800, speed: 0.260683 msps, tone detected: 411236 pkts, sync detected: 17 pkts
INFO: decoded data packets: 4, RA126: 4, 12500 bps: 4
INFO: decoded sync packets: 0

デコードに関してはこのスレで議論されており、上記の差が発生する原因も考察されている。ちなみにgr-satellitesでもデコードできることがある(#12918697)。

その他の衛星: ArcticSat-1を受像。Foresail-1pはAX.100 Mode 5 compatibleだったので、gr-satellitesではFORESAIL-1 framingを指定すれば良かった。

SatNOGS-client v2.1 その後2025/12/14 10:06

Pi4を再構築して、satnogs-clientレガシー版をインストールし直したら、ver. 2.1+3.g6a33110になった。この環境で、gr-satellites連携を実運用できるレベルになるよう試行錯誤した。

設定でGR_SATELLITES_KEEPLOGSを指定してもログファイルが残らない問題は、IQファイルからデコード可能なのでUDP通信を疑い、GNU Radioの設定を見直した。と言うかレガシー版 1.8.1の設定ファイル(~/.gnuradio/config.conf, ~/.gnuradio/prefs/vmcircbuf_default_factory)に合わせる。

GNU Radioからの警告は解消したが問題はカイゼンしないので、副操縦士に相談すると「grsat.py内でgr-satellitesを終了させるのにSIGKILLを使用しており、gr-satellitesがデコード結果をログファイルに書き出す処理が完了する前に終了」する可能性の指摘があり、SIGTERMに変更したらカイゼンした。この修正により、バージョン表示にver. 2.1+3.g6a33110.dirty と表示されるようになった💦が、気にしない。

試用を約一週間続けたが、よく観測する衛星は、実用レベルでSatNOGSにアップロードできるようになった。

  • ログ出力された全観測(n=42)の50%が、KISS/デコードログの両方を取得できた
  • その成功率は衛星別だと20~80%と大きなバラツキがある(成功率の低い・高いグループの二峰性あり)
  • ArcticSat-1/SONATE-2/HUNITYはKISSのみ
  • ASRTU-1はログ出力なし
  • ログあるが未アップロードの観測は全体の約5%

とかやってたら、gr-satellites v5.9.0がリリースされた。GNU Radio 3.10に移行できて良かった~

本日の衛星: RS-44で交信。

ASRTU-1 カメラ画像 #52025/12/17 20:01

ASRTU-1 画像

ハルビン工業大学アマチュア無線クラブ(BY2HIT)の創立30周年記念イベントが始まった。 ASRTU-1からは画像送信が計画されており、#12974469にてSSDV画像の受信に成功した。

事前のアナウンスによれば、日本から受信可能な運用スケジュールは今朝の1パスのみ。 このチャンスに、データ欠落のないキレイな画像を取得できて良かった💖。

今回は、satnogs-clientが出力したIQファイルから、gr-satellites を用いてオフラインでデコード処理を行い、 得られたKISSファイルからSSDVで画像化した。 新環境では、受信データを公式サーバにアップロードするproxy_mmt_guiの準備ができてないけど、 この衛星はリアルタイムデコードできないので、まあ良いか。

その他の衛星: ArcticSat-1を受像。クリスマスっぽいタコの画像だった。

Advent Calendar2025/12/20 21:50

Ascii Advent Calendar

久しぶりのFWDNETネタ。現在、XMAS@WWにてEI2GYB局が、ステキなクリスマスのアスキーアートを毎日送信してます。

openBCMネタだと、DC6AP局がv1.9.0をリリースした。現在、移行に向けて棚卸中で、7plusファイルの自動解凍に使ってた「bcm2fs」がperlスクリプトだったことに気付いてビックリ! 今となっては時代を感じる仕様だよね。

本日の衛星: ArcticSat-1を受像。

openBCMユニットファイルのモダナイズ2025/12/23 13:28

bcmの起動には、公式マニュアルにある"昔ながらのinitスクリプト"をsystemdで動かすユニットファイルを使用してきた。 中身はスクリプト/bcm/startbcmを起動するだけと非常にシンプルだったので、systemdの機能をフル活用したユニットファイルに変更してみた。

  • bcm本体を直接起動+実行時のカレントディレクトリを固定して、startbcmを廃止
  • ログはjournalctlに統合(/dev/tty8を使わない)
  • 「ネットが本当に使える状態」まで待つnetwork-online.targetに変更して、起動順序を保証
  • プロセスが落ちたら自動再起動(Restart=on-failure)を追加

本日の衛星: ArcticSat-1を受像。あのNGHamプロトコルを採用したFloripaSat-2A/2Bは打ち上げ失敗で残念。