direwolf Version 1.8D2024/10/07 21:14

UISS画面

ソフトTNC:Direwolfに接続したAGWPEクライアント:UISSでは、 デジピータによって中継されたパケット:例えば「Fm JH4XSY-1 To APRS Via DP0SNX*」が「Fm JH4XSY-1 To APRS Via DP0SNX」と、デジピータは*無しで表示されるので、 自分が送信したパケットと中継されたパケットを区別するのがUISSでは難しい。

あるソフトTNCの作者とのやり取りにて the LAN mode of UISS has some bugs. It does not function 100% as it should. と(2009年に)聞いて、 UISSの問題だと思って放置してたが、Direwolfのissueだった。devブランチ(v1.8D)をインスールしたら解消した。

でも、新たな問題が発生。設定ファイルは変更してないのに、Warning - IGFILTER is a rarely needed expert level feature. なる警告が表示されるようになった。Please read "Successful-APRS-IGate-Operation.pdf". とも書いてあり、RTFMします。

本日の衛星: UmKA-1のSSTVを受像。

direwolf Version 1.72024/09/22 09:59

ソフトTNC: direwolfは、APRSAT(SONATE-2, Sakuraなど)のビーコンをIGATEして、APRSユーザと情報共有するのに使っている。

ver. 1.7のリリース当時はSATGATEオプションが非推奨になって悩んだが、オフにしても問題なかった(通常のIGATEだと、地上局のパケット⇛デジされたパケットの順にAPRS-ISに送信すると、2発目が重複とみなされてAPRS-ISで破棄される)。

20240921161648,JH4XSY-1>APRS,DP0SNX*,qAO,JH4XSY-6:>PM95

個人的には、CRCエラーを修復(FIX_BITS)したパケットはIGATEしない仕様変更に驚いた。

DP0SNX audio level = 73(8/4)   [SINGLE]   ______:__
[0.6 09/22/24 01:16] DP0SNX>CQ::CQ       :SONATE-2 - Greetings from space

と21日16時(UTC)にデコードした上記のビーコンは、下記の通りfindu.comでは見付からない。でも、元データの信頼性を考えると妥当な仕様変更だとも思った。

20240921224710,DP0SNX>CQ,qAO,SK3GK-3::CQ :SONATE-2 - Greetings from space
20240922001029,DP0SNX>CQ,qAO,YU1PRM-3::CQ :SONATE-2 - Greetings from space

宿題だったFILTER設定は、マニュアルをGoogleのAIノート『NotebookLM』に要約させると、特定局でデジピートされたパケットだけを処理する という設定で良いらしい。が、現時点では(なんとなく)保留中。

本日の衛星: SONATE-2のデジ, RS-44, XW-2Bで交信。MESAT-1はループテストのみ。

FWDパートナーの整理2024/03/17 10:42

RBBSのメンテナンスを久しぶりに実施したら、 JM1Y*Rとの転送が止まっていた。ログを確認すると最終ログインが昨年末だった。 この局とのINETリンクは、(14年前の)千葉ハムの集いで盛り上がってスタートしたけど、 お互いに連絡ないまま3ヶ月経ったので、リンクを解除した。

本日の衛星:新LoRa🛰️: ONDOSAT-OWL-1wの信号を 初めて捉えたが、CRC error!になって残念

direwolf Version 1.72023/10/29 18:03

ソフトTNC: direwolfの最新版:1.7がリリースされた。リリースノートで言及のあったPDFはdirewolf-docにファイルされてた。

  • KISSPORTが2つ表示されて❓になる。設定ファイルで指定したポート+デフォルトが有効化されており、issueを読んで暫定対応/デフォルトを無効化した。
Ready to accept KISS TCP client application 0 on port 8001 ...
Ready to accept KISS TCP client application 0 on port 10093 ...
  • FIX_BITSオプション使用の警告文が追加された。小ヤギを使っているので、CRCエラーの発生したパケットは可能なら復元したいのだが、作者の意図もよくわかる。
Line 259: Using a FIX_BITS value greater than 0 is not recommended for normal operation.
FIX_BITS > 1 was an interesting experiment but turned out to be a bad idea.
  • User-Guide.pdfの”SATgate mode”を読むと、FILTERが推奨されてた。いま使っているSATGATEオプションの使用は止めようと思った。でも、FILTER設定を試したら警告!されたので、マニュアルを良く読んでからリトライします。
Config file: FILTER ... IG ... on line 389.
Warning! Don't mess with RF>IS filtering unless you are an expert and have an unusual situation.
Warning! Expected behavior is for everything to go from RF to IS.

tncemu2023/07/23 10:27

FWDNETからの情報で、TNC(Heathkit HK21)エミュレータを知ったので、buildしてみた(makeするだけで利用できます)。

モデムにはソフトTNCが利用できる。ソフトTNCとの接続にはKISSポートを使用するが、ポート番号が「10093に決め打ち」になっているので注意!。 エミュレータを起動すると、TNC2っぽい画面が表示される。2mのAPRSをモニタしてみたが、実に懐かしい使用感だった。

$ ./tnc  -t 192.168.0.74 -k 8100
Connecting with Target Host 192.168.0.74 at port 10093
Protocol: KISS
Starting Emulation "hk21rom.bin"...
day 1505270713
  |A


V-TNC
Virtual Machine TNC 
AX.25 Level 2 Version 2.0
Emulated Z80 Machine 32k Rom / RAM
Mini PBBS ver 1.10 ase
Checksum $A2
cmd:

direwolfの画面に警告が表示されていたので、direwolfのユーザガイドを見ながら、TNC2のタイミングを設定し直す(TXTAILは設定できず)。

Ready to accept KISS TCP client application 1 on port 10093 ...
KISS protocol set Persistence = 255, port 0
Are you sure you want such an extreme value for PERSIST?
See "Radio Channel - Transmit Timing" section of User Guide for explanation.
KISS protocol set SlotTime = 1 (*10mS units = 10 mS), port 0
Are you sure you want such an extreme value for SLOTTIME?
See "Radio Channel - Transmit Timing" section of User Guide for explanation.
KISS protocol set TXtail = 0 (*10mS units = 0 mS), port 0
Setting TXTAIL so low is asking for trouble.  You probably don't want to do this.
See "Radio Channel - Transmit Timing" section of User Guide for explanation. 

変更した設定は、tncemuを^Cで終了すると、カレントディレクトリにtnc.ramなるファイルに保存される。という仕様なので、コンバースモードから抜けるとエミュレータが終了してしまう 💦