ラズパイ用FUNcube satellite telemetry decoder,再び ― 2021/04/11 17:32
FUNcubeを受信するため,Pi2を引っ張りだしたが,デコーダ:funcube-devのbuildに失敗・未解決。
pull access denied for fcbuild, repository does not exist or may require 'docker login': denied:
デコーダが入ったSDカードはAMSAT-UKから購入できるが,funcube-devが動くOSイメージ(USBメモリ)が 偶々 残っていたので,Pi4からDockerイメージをエクスポート→Pi2にインポートして実行環境をゲットした。
AO-73の17時のパスを受信して,warehouseにアップロードできることを確認した。
仕上げとして,CUPSなどの不要なサービスを停止しておく。
本日の衛星: XW-2Aで交信。それから5NN45な局はYuri Gagarin Int. Contestの参加局だったみたい。
GRBAlpha, SMOG-1, FEES ― 2021/04/07 16:49
GRBAlphaの9k6 AX.25ビーコンが受かった。SatNOGS情報によるとU/Uのデジピータを載せているみたい。
SMOG-1のデコードにJA3FWT局が成功!されました。おめでとうございます。
それと ほぼ同時に飛来する FEES(Flexible Experimental Embedded Satellite) はLoRa信号を0.5Wで送信中だが,デコードには至らず。FSKビーコンも視えない。
SatNOGS GS #2 ― 2021/04/03 18:05
amsat_duvをデコードするため,SDRをRTLSDRからPlutoSDRに交換した。wikiによるとサポート機種だが,必要なモジュール:SoapyPlutoSDRが公式SD imageに含まれておらず,必要なライブラリを追加して野良buildした。
$ sudo apt install libsoapysdr-dev libiio-utils libiio-dev libad9361-0
私のPlutoSDRだとPPM値=-5なのでSATNOGS_PPM_ERRORを設定したら,下記エラーが発生してデータを記録しなくなった。原因不明なので,設定せず使っている。
RuntimeError: soapy::source: Channel 0 does not support frequency correction setting satnogsclient.observer.observer - ERROR - No waterfall data file found
結果としてAO-95:amsat_duvのデコードに成功した。何回もトライしてやっと1回成功と打率は(FoxTelem+FCDPPに比べると)少し低めかも。
FSKは BUGSAT-1, CSIM-FD, FALCONSAT-3, MCUBED-2, TIGRISATのデコードに成功している。デコード数は SatNOGS+PlutoSDR: IC-9700+direwolf = 41:39 と(FALCONSAT-3では)ほぼ互角だったので,調子にのってax100なBOBCAT-1を狙うがデコードには至らず。
それかGSをテストのため数時間停止したら,Your SatNOGS station #2107 is offlineなるメールが届いて焦る。
本日の衛星: RS-44, CAS-4Aで交信。
SMOG-1 ― 2021/03/31 21:01
SMOG-1はTLE=47943 (2021-022M) で追っている。今日は電界強度データを降ろしていたが,デコードは歯抜けになってしまった。
Received 256b long packet Packet type: Spectrum result Timestamp: 2021-03-31 02:03:08 Measured 224 samples between 460.000000MHz ... 481.504000MHz with 96.000kHz stepsize and 9 RBW Sending fragment 0/19 of measurement "65007"...
受信したデータの一部は,下記サイトで公開されている。
それからSDRとしてPlutoSDRがサポートされたので使ってみたが,デコード数はRTLSDRと変わらない印象。
その他の衛星:RSP-1を録音した結果を視たら,CWビーコン中から8N1RSPの文字列がコピーできていた。
SatNOGS GS #1 ― 2021/03/28 10:01
SatNOGSのGS networkについてJAMSATシンポジウムで聴講した。tlm_forwarderによる参加とは別モノなので興味がでた。参加するにはラズパイを使用するのがお勧めだそうで,教えてもらった手順(下記)で,RTLSDR+固定ビームの地上局(JH4XSY-pi)を設定した(所要:数時間)。
How to join:
- Choose your setup - SDR, Antennas, Rotator(or not)
- Go to wiki.satnogs.org
- Downlaod the SD image
- Flash it!
- Boot the RaspberryPi
- Create an account and staion on the network
- Configure your sation!
1週間運用して,SatNOGSの特徴が視えてきた。
受信は予約制,GSはブラウザから遠隔操作し,Future Pass一覧から衛星とモードを指定する仕組みになっている。
スケジュール受信したデータは,下記リンクのように共有される。ビーコンは自動的にデコードされてDataタブに貼り付けられる。デコーダはamsat_duv, ax100_model5/6, ax25(AFSK,FSK), cw, lrpt, noaa, sstv(PD120)が用意されており,自分が日常的に受信するモードに対応済みだった(開発版ではfuncube+SSDVがデコード可能みたい)。しかし,当局でデコードできたのはNOAA,ISS PACKETだけなので,他局の釣果も貼っておく。
- https://network.satnogs.org/observations/3820153/ NOAA
- https://network.satnogs.org/observations/3819550/ LRPT: METEOR M-2
- https://network.satnogs.org/observations/3554958/ SSTV: ISS
- https://network.satnogs.org/observations/3801140/ SSDV: JY-97
amsat_duv, 4k8 AX.25は録音フィアルを別モデム:FoxTelem, direwolfに食わせたがデコードせず。信号強度が足りないのかな??
興味深いのは,SatNOGS参加局(tlm_forwardでアップする局は除く)は各地の地上局をリモート操作できる事。FredyさんがOPUSAT-IIを当GSで録音した結果を視たら「ひろがり」の信号を捉えていたので,管制局に受信報告して電子QSLをゲットした (^^; WebSDRと違ってドップラー補正済みなので聴きやすい。
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