SPLAT!2025/07/25 10:45

SPLAT!

コンテストで苦戦が続くので、新住所から 1200MHz 1W で飛ぶ範囲を、無線伝播分析ツールのSPLAT! v1.4.2 を使って計算し直した。

地形データ(SRTM-3のHGTデータ)はstrm2sdfにてSPLAT!が読めるSDF形式に変換する必要がある。 今回は、Viewfinder PanoramasのDIGITAL ELEVATION DATAから関東近郊のデータをダウンロードして利用した。

動作検証として旧住所で計算したら、前回の計算と違う結果が得られて❓になる。 副操縦士に相談すると、 最新版ではITWOM(Irregular Terrain With Obstacles Model)を使うが、 旧版ではITM(Irregular Terrain Model)を使っていたそうで、 オプションでITMモデルを指定したら同じ結果が得られた。

計算モデルは副操縦士と相談して、地形中心の統計モデルであるITMでも、アマチュア無線用には精度充分だと判断して、現住所で計算したのが添付画像。計算はIntel N100で約7分間で終了した。

この試算は、6Dの交信相手の過半数が茨城・栃木で占められた結果とも符合する。実際には埼玉・東京とも交信済なので、見積もりは安全側みたいだが、その先の県との交信は難しそうだ...