CWOP に DW局 登場!2008/03/20 20:46

CWOP では アマチュア局でない方々に CW**** を割り当てるが,数が足りなくなったようで DW**** が追加された。

極東地区でも運用が始まったようだ。postGIS 対応 XASTIR でエラーが多発したので,DW局 の存在に気が付いた(XASTIR には DW局 の表示機能は まだ ない)。

convert_from_xastir_coordinates:X out-of-range (too low):4025512396
[1]+  Segmentation fault      /usr/local/bin/xastir -c hoge

彼はこんなパケットを送っている。 37 56.27N, 927 89.15W って,37.9378N, 151.5142E のことだが,太平洋の上! 設定 間違い だな。

DW0184>APRS,TCPXX*,qAX,THIRD:@200941z3756.27N/92789.15W_315/000g000t037
r000p035P000h69b10207eWUHU216HW.

AprSVW で初交信2008/03/22 23:10

この連休は地麦酒を飲みに京都に行った。本当は京都で APRS に QRV したかったのだが,144.64MHz では音声だけでパケットが聞こえなかったので,3/22日の帰りの新幹線から QRV した。

正月の移動運用で APRS に RF で QRV がある場所の目安は付いていたが,今回は1エリアに着く前に,名古屋,豊橋,浜松,静岡,沼津でパケットをデコードすることが出来た。また自分のパケットもデジされて,気持ち良い。良く聞こえて,良く飛んだ。アンテナを換えたのが効いたかな?!

1エリアに入ると JA1RBY局, JE1CVL局 からメッセージをもらった。JE1CVL局 はデコードできたので,返信。APRS衛星 より先に地上波で交信成立!

実は JE1CVL局 は IGATE の先に居た。AprSVW の鬼門のひとつだが,「画面#1をじーっと見て,記憶を頼りにコールを編集,RETRY 控えめでメッセージを送信」すれば,相手が IGATE の先にいても(周りに迷惑をかけず?)何とか交信できるものだ.と思った。

でも,これは関東だから出切る技。名古屋では数分でデジのエリアから出ちゃったので,AprSVW の プッシュSW で編集していたら間に合わない。

もうひとつの鬼門は,速度。マニュアルにも書いてあるが,255km/h が限界。260km/h で走行中なのに 5km/h と表示されちゃう。よ まあレアなケースではあるが。

兎に角 AprSVW は TinyTrak とはベツモノ。格段に面白いと 再認識。

中継経由自動切替/送信間隔自動延長を aprstracker で試す2008/03/26 21:11

TinyTrak3 に搭載した aprstracker だが,SmartBeacon と GPS(Garmin Legend)の相性に問題があるかもしれないので,SmartBeacon をオフにしたら,ビーコンが出るようになった。

Fm JH4XSY-9 To APERXQ Via RELAY,WIDE2-2 <UI pid=F0 Len=27 >
!3550.66N/13948.10E[043/000

ビーコンは、テキスト形式だ。また $GPRMC をデコードしているからだろう,標準設定では コースとスピードの情報が付加される。Tracker としては珍しい。

注)ビーコン間隔は 秒ではなく 分で 指定すること!

しかし,挙動がおかしい。デジパスが下記のように 毎回 変わるし,ビーコン間隔を2分に設定したのに,ビーコンが4分或いは8分後に出る。

Fm JH4XSY-9 To APERXQ (ダイレクト)
 ↓
Fm JH4XSY-9 To APERXQ Via RELAY
 ↓
Fm JH4XSY-9 To APERXQ Via RELAY,WIDE2-1
 ↓
Fm JH4XSY-9 To APERXQ Via RELAY,WIDE2-2
 ↓
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設定項目にあった PROPORTIONAL PATHING でググってみると、Bob さんのページがヒット。

http://eng.usna.navy.mil/~bruninga/aprs/ProportionalPathing.txt

更にググると、D710 のマニュアルがヒット。キーワードは「中継経由自動切替」と「送信間隔自動延長」だ。ザックリ書くと こんな 内容だ。(詳しくは Kenwood のサイトから D710 のマニュアルをダウンロードして読むと良い)

  • 中継経由自動切替
    • パケットを 近所には 沢山,遠方には 少しだけ 送る仕組み。QRM を局所に押さえ込むことが可能となるハズ。
  • 送信間隔自動延長
    • 位置情報が変化しないときは,ビーコン間隔を自動で 2→4→8→16→32 分と 最大で32分まで 長くする仕組み。止まっていれば 一定間隔でビーコンを出す局に比べて QRM が少なくなるハズ。

というノリで,MIC-E に対応するより,面白い。Bobさんのページにも Future TRACKERS and mobiles should include PROPORTIONAL PATHING and Decayed Beaconing. と書いてあるしね。(Opentrak+, TinyTrak4 は未対応のようだ)

湿度センサー,昇天2008/03/30 17:51

遂にその日がきた。oww が エラーを吐くようになった。AO-27 で4局と QSO した直後に (^^;

Too many retries reading Humidity 1. Giving up.

HIH-4000 の寿命は 414日 で,HIH-3610 に比べて倍になった。前回の交換は↓の日だったようだ。

http://jh4xsy.asablo.jp/blog/2007/02/10/1175670

湿度データを読み出さないように,oww で Smart Bat 'Mon' のデバイスを NONE に設定した。この状態では湿度100%のデータをCWOPに送ることになるので,XASTIR は wx.c の 3354 行あたりをコメントアウトして, 湿度データを送らないように書き換えた。

HIH-4000 は 速攻で Hobby Boards 社に注文した。