SatNOGS GS #10 PlutoSDR ― 2022/05/21 10:28
PlutoSDRをsatnogs-clientで利用すべくリトライ中(5/15日〜)。 これまでに,PlutSDRはクロック精度が低いが,client側でPPM補正ができず,PSK受信に難があった事が判っている。
調べると,PlutoSDRに外部クロックを供給するのが王道らしい。 QO-100対応の改造記事がイロイロと見付かった。 外部クロック入力端子はRev.Cならば基板上に備わっているが,当局のはRev.Bで改造が必要だった。 外部クロックは10MHzではダメで20MHz以上が必要という説もあり,GPSDOの選定幅が狭まる。
更に調べると,標準クロックを補正する方法を見付けたので,試してみた。 工場出荷時に補正済みのようで,更に追い込んでみた。
# cd /sys/bus/iio/devices/iio:device1 # cat xo_correction 39999806 # fw_setenv xo_correction 399999612
この設定で,PSKな衛星も受信できたし,Goodな観測に対するデコード成功率がRTLSDR v3に比べて少し良くなった。
あと,PlutSDRのファームウェアを最新版:v0.34に更新したら, satnogs-client他が WARNING: Unknown parameter 'v0.23' in <context> を吐くようになった。 ファームウェアv0.34にはlibiio v0.23が必要だそうで,libiioを野良ビルドしてv0.23に更新して解消済み。
本日の衛星: RS-44で交信。
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