docker-gnuradio ― 2025/11/01 10:31
Leap 15.xでGNU Radio 3.10をインストールしようとしたら、依存関係がグダグダだったので、回避策として docker版gnuradioを試用し、RTLSDRの動作を確認できた。
docker build時にapt updateに失敗してハマるが、 この情報を読んで、「--network」オプションにて"ホスト側のネットワークを使用"すればビルドできる。
GUI環境とSDRを利用するため、以下のオプション付けてコンテナを起動して、bashから対話的にGRCを実行します。
$ docker run --net=host --env="DISPLAY" --volume="$HOME/.Xauthority:/root/.Xauthority:rw" \ --device /dev/snd -v persistent:/home/gnuradio/persistent --device /dev/dri \ -v /dev/bus/usb/:/dev/bus/usb/ --privileged --group-add=audio --rm -it ubuntu:gnuradio-3.10 bash To run a command as administrator (user "root"), use "sudo <command>". See "man sudo_root" for details. $ sudo gnuradio-companion [sudo] password for gnuradio: ********
という環境が残っているが、Leap 16.0ではsdrリポジトリからGRCをインストールできるようになったので、今後に作業するときのための備忘録として残します。
本日の衛星:RS-44で交信、ArcticSat-1のSSTVを受像、ASRTU-1のSSDV画像は2枚ゲットできた!
ASRTU-1 カメラ画像 #4 ― 2025/11/02 11:45
AO-123は10/30日から本日まで、中国のSF小説『三体』のイベント「Three-Body Day」で、SSDV形式(436.210MHz)で画像送信中。
satnogs-clientが出力するKISSファイルをgr_satellites_ssdvにてJPEG化した画像のうち、状態の良いID28を貼っておく。これは作者の劉慈欣をフィーチャーした画像になっている。
昨夜の#12656183は仰角12度とデコードには厳しいパスだったが、 320x240画素のファイルが1パスで取得でき、欠落が二箇所で済んだ!とは9k6 BPSK+CCSDS連結符号化って素晴らしい。
『三体』を読んでハッとしたのは、一般的な三体問題が解析的に解けない!という事。学生時代に習った「地球と月とラグランジュ点」の運動も三体問題なんだけど、特殊解だったんですよね。
本日の衛星: RS-44, FO-29で交信、ISS&BOTANのデジに成功! ArcticSat-1&UmKA-1のSSTVを受像、UmKA-1はRobot72形式も流れた。
openSUSE Leap 16.0をインストール #6 - Cockpit ― 2025/11/04 22:18
Leap16では、システムから「パッケージ更新を知らせる通知」が表示されない。 YaSTオンラインアップデートを実行しようとしたら、アプリケーションメニューに見当たらない! という状況なので、YaSTに代わる新しい管理ツール「Cockpit」を追加導入したら 、「/etc/nsswitch.conf を更新して欲しい」と警告が表示された。
$ sudo zypper install cockpit $ sudo systemctl enable --now cockpit.socket $ sudo journalctl -xe
SUSEでは推奨設定を /usr/etc/nsswitch.conf で提供しているそうで、 Cockpitがユーザー情報を systemd 経由で取得できるように、nsswitch.confを編集してCockpitサービスを再起動すればOK。
$ sudo systemctl restart cockpit.socket
CockpitはWebベースのモダンなインターフェースで、 Webブラウザから http://localhost:9090/ にアクセスする。 機能メニューは、概要/ログ/ストレージ/ネットワーキング/アカウント/サービス/Packages/ソフトウエア更新/端末と、 (YaSTに比べると)できることが少ない印象。
パッケージの最新化は、ユーザIDでログイン→管理者アクセスへの切り替え→パッケージ更新にて実行できたが、 Cockpitにて更新をスケジュール化することはできないみたい。
更新の次は、パッケージ削除を試してみた。 dockerだけ選択してUninstallすると、docker-composerなど関連ソフトも一括削除された。 インストールの概要が事前に確認できるYaSTが懐かしい...
本日の衛星:新🛰️のCEVROSAT1をデコード。ISS PKTで交信。
direwolfのIGATE挙動 ― 2025/11/06 21:48
BOTANでデジ/受信したAPRS(ステータス)パケットがfindu.comに残らなかった。 他のAPRSATで再現すると嫌なので、深堀りしてみた。
[0.5 11/02/25 21:25:10] JH4XSY-1>APRS,JS1YPT*:>QM06 [0.6 11/02/25 21:25:13] JS1YPT>APTT4,WIDE1-1,WIDE2-1:>JH4XSY-1>APRS,JS1YPT:>QM06<0x19>:<0x0d> [0.6 11/02/25 21:25:15] JS1YPT>APTT4,WIDE1-1,WIDE2-1:>JH4XSY-1>APRS,JS1YPTt>QM06<0x0d> [0.4 11/02/25 21:25:17] JS1YPT>APTT4,WIDE1-1,WIDE2-1:>JH4XSY-1>APRS,�S1YPT:>QM06<0x0d>
最近のシステム変更はdirewolfのバージョン・アップだけなので、 Github Copilotにコードの変更箇所を説明させると "2025-09-15 の 「Enhanced IGate」で、IGate の振る舞い(CWOP複数サーバ対応、接続/ログイン/フィルタ関連、動作の細かな変更)が拡張・変更されている可能性が高い"そうで、 そのチェック方法として "direwolfがAPRS-ISサーバに送信したパケットと、送信しなかったパケットの理由を表示する"debugログを採取してみたら、 ステータ+平文がIGATEできており、仕様変更は無いみたい。
[0.6 11/06/25 19:15:47] JH4XSY-1>APRS,RS0ISS*:>QM06 [rx>ig] JH4XSY-1>APRS,RS0ISS*,qAO,JH4XSY-6:>QM06 [0.5 11/06/25 20:51:34] JH4XSY-1>APRS,RS0ISS*:QM06 [rx>ig] JH4XSY-1>APRS,RS0ISS*,qAO,JH4XSY-6:QM06
となると、接続したAPRS-ISの違いなのか? 本日の接続先:2TAIWAN(aprsc 2.1.15)は大丈夫みたい。11/2日の接続先は記録してなくて失敗...
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