アップリンク周波数補正2025/07/03 21:27

アップリンク周波数の補正値の経時変化

リニア衛星(受信周波数固定)でループが取れたときの「軌道計算ソフトの計算結果からの補正値」の記録を続けて5年目となったので、RS-44でグラフ化したのが添付画像。 チューニングは「ダウンリンク信号がピーピー聞こえる」とテキトーな操作で測定精度には?がつくけど、 この経時変化は興味深い。

自作のリグコンでは「補正のデフォルト値」を、これまでは補正値ログの「全期間の平均値」としてたけど、 この結果を受けて「直近半年の平均値」に変更することで、計算値で(ほぼ)ドンピシャで聞こえるようになった。

UmKA-1 SSTV2025/06/27 21:21

UmKA-1 SSTV

LSFからの情報で、子供たちが描いた絵をObservation #11835740で受像した。本日は打ち上げから丁度2年なので、その記念っぽい。

FossaSat-2E21をデコード2025/06/25 15:06

新LoRa🛰:FossaSat-2E21がデコードできた。 今回はTinyGSの新ファーム(2506013)を使用しており、 受信周波数をドップラーシフトに合わせて自動補正できるようになった。 個人的には受信データを文字列表示する機能が有り難かったりする。

14:07:57 [SX1278] Starting to listen to FossaSat-2E21 @ LoRa mode @ 401.6955 MHz
14:08:13 [SX1278] RSSI:		-117.750000 dBm
[SX1278] SNR:		-8.750000 dB
[SX1278] Frequency error:	-3793.748047 Hz
14:08:13 Packet (212 bytes):
14:08:13 464f303231013a845b68ff2f845b68de0301d94279eced988a1bb16069170a06...
14:08:13 46 4F 30 32 31 01 3A 84 5B 68 FF 2F 84 5B 68 DE  FO021.:.[h./.[h.
...

その他の新🛰:UND ROADS 1(AX.100 Mode5)がデコードできた。この衛星はU/UのGMSK 1k2なデジピータを搭載しているので、今後が楽しみ。

RTU MIREA1のデジタル画像2025/06/21 21:46

RTU MIREA1

LSFの情報によると、今週末はロシア上空でGeoScanデジタル画像が送信されるそうだ。Observation #11802853にてそれっぽい信号を確認できたので、KISSファイルをSatsDecoderに食わせたら真っ黒な絵になった🤔。

その他の衛星: RS-44で交信。

EggNOGS #12025/06/13 21:01

EggNOGS

EggNOGSとは、卵を使ったカクテルじゃなくて、 SatNOGS地上局を対象としたEgg Beaterアンテナだ(送信は10Wまで可能らしい)。 今回はWX Sat帯のキット(送料込$107)を発注して、発送から10日で届いた。

キットの中身は、位相が90度ずれた状態で給電する回路とループアンテナと給電線をインピーダンス整合させるバランで、アンテナループの材料は含まれてない。 線材は "家庭用Romex配線から剥がした14ゲージの単銅線"が推奨されていたので、 "屋内配線用 Fケーブル 2.0mm"を密林で手配した。

組み立ては、マニュアルにインチとセンチメートルが併記してあったし、組み立て動画へのリンクが載っていたので、簡単だった。

アンテナループはK5OEの長方形を推奨されており、何も考えずに組み立てたらサイズがデカくなり自立に難あり(銅線の剛性が足りなかった)。それと、アンテナマストへの取り付け方法も考えなくっちゃ...