SoundModem 設定 ― 2009/01/18 21:01
JA0CAW 局のブログにアップされた CO-65 の GMSK 信号の録音ファイルを使って TNC の聞き比べをした。
使用した TNC は AGW-PE, TNC-291G, SoundModem の3種類。テストでは SoundMAX で再生/送信して,Sound BLASTER LX / TNC-291G で録音/受信した。
結論から書くと, デコード数は AGW-PE で8パケット,TNC-291G で6パケット, SoundModem で4パケットとなり,僅差で AGW-PE の勝ち!
これまでデコード実績のなかった TNC-291G でデコードすることができたのは大きな収穫だ。TNC の相性?ではなく,受信性能が不足!ということが明かになった。むむむ... AO-51 のように送信出力が1Wあれば今の設備でも受信できたかな? (CO-65 の送信出力は 300mW らしい。)
SoundModem のインストールは YaST でパッケージを追加するだけ。
設定は GUI になった。fsk モードだと Filter Curve を選択できる。今回のテストでは g3ruh より rootraisedcosine にした設定した方がデコード率が良かった。
パケットを試験的にモニタするには soundmodemconfig の Diagnostics メニューから Modem を選ぶと簡単。添付画像のような出力が得られる。
設定が終わったらスクリプトで soundmodem を起動する。本格的にモニタするには listen を使うと良いだろう。
# soundmodemconfig # /etc/rc.d/soundmodem start
設計がカーネルモードからユーザモードに変わったことより,使い勝手が良くなった方が有難い!です。
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