GRCでJO-97のSSDVをデコード2019/04/22 21:04

JY1SatAudioId16.jpg

gr-satellitesでJY1SATのSSDVが受像できない件,対応版がリリースされた。画像化の手順は,受信したデータをファイル化してから,pythonスクリプト+αで処理する(リアルタイム受像ではない)。

21日夜のパスでbinファイルを作った。このファイルはdashboardが出力するcaputer.funcubebinと互換性あり。

Reed-Solomon decode failed (1st decoder).
(中略)
Reed-Solomon decode OK. Bytes corrected 0, 0.
2019-04-21 13:22:09
Packet number 14
Frame type 32
Unknown frame type. Not processing frame.

なので,これまでdashboardで集めた.funcubebinファイルをcatで連結してから,ダニエルさんのプログラムで画像抽出したら,dashboardと同じ画像(複数のパスで受像した結果を合体した画像:JY1SatAudioId16.jpg相当)が得られた。

% ./jy1sat_ssdv.py jy1sat_frames.bin foo
Calling SSDV decoder for image 0x1
Callsign: JY1SAT
Image ID: 01
Resolution: 480x320
MCU blocks: 600
Sampling factor: 2x2
Quality level: 2
Packets are not in order. 0 > 0
(中略)
Gap detected between packets 48 and 51
Packets are not in order. 68 > 68
Read 111 packets
(以下省略)
% ls *.jpg
foo_1.jpg  foo_10.jpg  foo_11.jpg  foo_16.jpg  foo_29.jpg

音声ファイルは 当然 対応してないので,dashboardに戻る。音声ファイルはプログラムを終了すると削除されてゼロからのスタートになるが,「連結した.funcubebinファイル」を"Open Session"で選択して再生すると,部分的な録音が繋がって連続した音声ファイル(約19秒)が出来上がった。

注)dashboardで.funcubebinファイルを再生する時には,データをアップロードしないように,設定のStream data to warehouseのチェックを外す!こと。

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