PlutoSDRをgr-osmosdrで使う ― 2021/02/21 10:47
GNU Radio 3.8で衛星受信のSDRフロントエンドにPlutoSDRを使おうと思ってハマった。
GNU Radioで使っているドップラー補正のブロック:gr-gpredict-dopplerは受信周波数をfloat型で返す。PlutoSDR定番のgr-iioは周波数がint型だったので使えず,動作実績のあるgr-osmosdrから SoapySDR → SoapyPlutoSDR → PlutoSDR と繋いで解決した。
% SoapySDRUtil --probe="driver=plutosdr,hostname=192.168.2.1"
でPlutoSDRが見付かったので,osmocom SourceのDevice Argumentで"driver=plutosdr,hostname=192.168.2.1"と指定した。
それからgr-osmosdrはv0.2.3にアップして"IQ File Source & Sink"付きでbuild可能になっていた。
- https://github.com/pothosware/SoapyPlutoSDR
- https://github.com/osmocom/gr-osmosdr/releases/tag/v0.2.3
gr-satellitesはGNU Radio 3.9対応版がリリースされた。GRCのbuildからスタート。
本日の衛星:CAS-4Aで交信。BY70-2をフロントエンドにIC-9700を使ってデコード。
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