MTAをOpenSMTPDに変更 ― 2025/03/14 22:05
Linuxサーバーでは、MTAとしてpostfixを使ってきた。 いまの用途がメールのローカル配信だけなので、 「軽量なMTAに切り替えたい」と副操縦士に相談して、 「設定が簡単で、軽量な選択肢として人気があるOpenSMTPD」を試すことにした。
調べるとローカル配信の設定はこのページで紹介されており、シンプルに設定できると判った。 ただし公式パッケージがSUSEには存在しなかったので、 ここを参考にして野良ビルドした。 インストールの他には、メール配送/キュー管理用のユーザ追加、サービスユニットファイルの作成も必要。
postfixをYaSTから削除したら、eximが自動インストールされたが気にしない。eximは自動起動しないので無視できる。
OpenSMTPD移行後も、logwatch(夜間バッチ)の結果は自分に届いている💗。 ちなみにlogwatchの解析対象にOpenSMTPDを加える技量はない...です。
openSUSE 15.6をインストール #4 ― 2024/11/06 07:46
kermitを久しぶりに使ったら、ロックファイルが作成できなくなってた。 /var/lockは(自分を含めた)dailoutグループがrw:可にしてたのに...
C-Kermit>set line /dev/ttyUSB3 Sorry, write access to UUCP lockfile directory denied.
副操縦士によると「Leap 15.6では/run/lockに変更されています」だそうで 当該フォルダのグループ所有者をdialoutに変更して対応。これには、気付かなかったよ〜
本日の衛星: 新LoRa🛰: Surveillance, HOD-HOD-1A, CSTP-2.1/2.11/2.2, Polytech_Universe-4/5, Vladivostok-1をTinyGS LoRa受信セットを使って追ってるが、現時点では釣果なし。
HackRF One #1 ― 2024/10/30 16:51

SDRを新規導入した。機種選定にあたり"ある比較表"を読み直して ハードウェアがOpen sourceなHackRF Oneをセレクトした。
Open sourceなので本家:GSGと互換機とで性能差がないと思ってたが、 本家によると 「互換機の受信性能はかなり低い」との評価だし、 ネットには「(互換機だと)FM放送が何とか受信できる」という情報が幾つか見付かったが、 私の主な用途:2.4GHz帯では、本家調べによると数dBの差だったので、安価な互換機をAliExpressから1台購入した。
ショップ:OpenSourceSDRLabのウリは"ハードウェアが最新:r10"だったので、 本体情報をHackRF Toolsで確認した。 r10に対応したToolsをインストールすると "r10"と表示されたが、互換機だとも表示された。 💦 互換性の確認にはファームウェアの更新も必要だと思うのだが、 最新版がインストール済だったので、チェックしてない。
$ lsusb ... Bus 001 Device 092: ID 1d50:6089 OpenMoko, Inc. Great Scott Gadgets HackRF One SDR ... $ hackrf_info -a hackrf_info version: 2024.02.1 libhackrf version: 2024.02.1 (0.9) Found HackRF Index: 0 Serial number: 0000000000000000436c63dc2f722063 Board ID Number: 2 (HackRF One) Firmware Version: 2024.02.1 (API:1.08) Part ID Number: 0xa000cb3c 0x00744769 Hardware Revision: r10 Hardware does not appear to have been manufactured by Great Scott Gadgets.★ Hardware supported by installed firmware: HackRF One
受信性能は、Gqrx AppImageで"FM放送を受信"してRTLSDR v3と比較してみた。 GAIN設定はRTFM。 RF AMP=ブロック図のU13をONにしないと、殆ど聞こえない(ゲイン=〜11dB固定)。 あとはIFゲインとbasebandゲインを調整するそうで、 添付画像の設定で"RTLSDR並に受信できる"ようになったが、それでもNACK5だけ 何故か 弱い...ような。
SatDumpでDATV受像 ― 2024/10/15 21:57

ISSのHamTV(DATV)送信スケジュールはオープンだが、 SatDump 1.2.0のリリースノートにAdded easy-to-use DVB-S/S2 pipelinesとあったので、試してみた。
送信側は、いつものrpidatv(Pi2B×Raspbian Jessieな環境)で、
電送実績のある"MPEG2のTSファイル"をシンボルレート=250500k, FEC=1/2で送ってみた。
SatDumpではRTLSDRを使ってrpidatvの高調波を聞くが、5倍高調波で同期した。 DVB-S pipelinesの設定はシンボルレートだけ変更している。
SatDumpには動画再生機能がないので、別ソフトが必要。 動作再生ソフトだが、自分はMPlayer 1.5を野良ビルドして使っている。でも、ちょっとハマって、副操縦士に解決を助けてもらった。
- MPlayerをLeap 15.6な環境で再buildしたら、 ./libavcodec/x86/mathops.h:125: Error: operand type mismatch for `shr'なるエラーになりbuildに失敗する。 ⇛パッチ適用で解決。
- MPlayerがTS file format detected. Stream not seekable!を表示して動画再生しない。
⇛「TSファイルのストリーミングには十分なキャッシュが必要」だった。
でも動画再生はキャッシュが20%になってからスタート
だし、再生が途中でストップするとイケてない。MPlayerでTSファイルを再生すると最後まで視聴できるので、ストリーミングに問題があるみたい。
$ mplayer -cache 8192 udp://localhost:8888
openSUSE 15.6をインストール #3 ― 2024/08/31 12:44
Let's Encryptの証明書がもうすぐ期限切れになるとメールが届いた。 調べるとcertbotコマンドが消えており❓になる。
certbotコマンドはsnapでインストールした記憶があり、 SUSE公式によると Snap does not come pre-installed on openSUSE systems.だそうで、 snap⇛certbotをインストールし直しとなる(設定は残っていた)。
証明書を更新して、snapのタイマーが効いていることを確認してお終い。
$ sudo cerbot renew $ sudo certbot certificates $ sudo systemctl list-timers | grep snap.certbot.renew.timer
本日の衛星: AO-73をデコード。
最近のコメント