$50SAT 初デコード ― 2013/12/17 21:10

$50SAT の RTTY ビーコンの仕様は特殊?で,100baud 630Hz シフト の ASCII コードだ。詳細は下記ファイルに書いてある。
愛用の MixW ではシフト幅の設定ができないので,管制局が指定した fldigi を使った。fldigi には,例によって? SDR-Radio + FUNcube Dongle から流し込む。受信モードは LSB が吉。
チューニングは ビーコン送信前にピッ・ピッと鳴って 合わせ易いし,ドップラーシフトは fldigi の AFC が追っかけるので,デコードは 思ったより 楽勝だった。(SDR-Radio が軌道要素 39436 で受信周波数を補正しているが,添付画像の通り,どんどんズレていく)
RTTY ビーコンの受信は,AO-13 以来かも。
YAAC 1.0β#7 ― 2013/12/22 09:49

YAAC が β29(09-Dec-2013) にバージョンアップした。改修内容は,APRS 1.2 extended symbol set のサポートが興味深い。
http://www.aprs.org/symbols/symbols-new.txt
今年10月に更新された書類を読むと,APRStt 関連のシンボルが追加されていた。
添付画像に,受信した局の情報を D710っぽく 表示する Radio View を示す。見ていて飽きない・面白い機能だが,その存在に 今日までの約一年 気付かなかった。
使用したPCは svchost 問題が発生したXPマシン。YAAC を動かすと CPU使用率が100%になって焦る。APRS-IS のフィルタ設定を 1000km→50km に変更したら,動作が軽くなった。
Delfi-n3Xt 新ソフト ― 2013/12/23 12:25
Delfi-n3Xt のビーコン周波数,amsat-uk の情報によると 145.930MHz に QSY したとのことだが,まだ 145.870MHz に居る。
http://amsat-uk.org/2013/12/19/delfi-n3xt-update-december-19/
本日10時のパスは天頂通過コースだったので狙う。リアルタイムで2フレームを DUDe v5.0 でデコードした。
ポータルを覗くと,DUDe の最新版 v5.1 がリリースされていた。このバージョンではデコード性能がカイゼンされており,v5.0 では 全く デコードできなかった 12/21日の録音 から 9フレーム 得られた。素晴らしい!ちなみに チューニング・インジケーターのレンジが 2.3kHz → 3.4kHz に拡がっている。
GNU Radio 3.7.2 ― 2013/12/25 20:19
GOMX-1 のデコーダは GNU Radio ベースで提供されるとのことで,環境を構築中。
http://gomspace.com/index.php?p=gomx1
GNU Radio の元ファイルは下記からゲットした。依存関係でエラーが出るが,USPRは使わないので,uhd-devel はネグって spec ファイルを書き換えた。
http://software.opensuse.org/package/gnuradio
しかし openSUSE 11.4 の libusb のバージョンが古くて, FUNcube Dongle のモジュールが undefined reference to `libusb_handle_events_completed' でコンパイルできない。
FCD が使えないのは痛いが,IQフィアルを食わせる!という割り切りで,cmake のオプションに -DENABLE_GR_FCD=OFF を追加する。
https://lists.gnu.org/archive/html/discuss-gnuradio/2013-08/msg00073.html
出来上がった RPM ファイルには,shared object がパッケージされておらず,強制的にインストールしてから,libgnuradio-pmt-3.7.2.1.so.0.0.0 他 をコピー (^^;
gnuradio-companion の起動を確認した。
Gqrx 2.2.0 ― 2013/12/28 22:48

GNU Radio のテストのため Gqrx を試した。
が,コンパイルに osmocom GNU Radio block を要求する。
http://sdr.osmocom.org/trac/wiki/GrOsmoSDR
GNU Radio に合わせて rpmファイルを checkinstall で作成する。gnuradio-osmosdr の作成時に -DLIB_SUFFIX の指定を忘れて,gqrx の qmake が通らず悩んだ。
cmake ../ -DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr -DLIB_SUFFIX=64
添付画像は Windows マシンで rtl_tcp.exe を動かして,ネットワーク経由で 144.66MHz の APRS を受信したトコロ。AX,.25 パケットは Gqrx の Dataメニューから AFSK1200 Decoder を起動すると,モニターできる。
録音機能を試したが,得られたのは IQ ファイルではなく 受信音声だった。アレ?!
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