Arduino TNC #3 ― 2012/12/26 22:48
BeRTOS で公開されている回路は modemless な設計になっている。アナログ信号の取り込みは、PICTNC のようなコンパレータではなく、A/Dコンバータを使っている点が興味深い。
http://www.bertos.org/use/examples-projects/arduino-aprs
受信回路を arduino 用のユニバーサル基板の上に組んだ。USBを使って電源供給とシリアル通信を行うので,配線はシンプルになるが,費用は Arduino + 基板 + 抵抗 + コンデンサ で $25 には収まらなかった (^^;
TNC に PC から kermit でつないでみる。通信速度は ソースに 115200 baud と書いてあった。144.66MHz を聞くと,下記のような書式でパケットが表示される。デコードするには 音量を TNCに比べて 大きめに 設定する必要があるようだ。
% kermit (中略) Connecting to /dev/ttyACM0, speed 115200 Escape character: Ctrl-\ (ASCII 28, FS): enabled Type the escape character followed by C to get back, or followed by ? to see other options. ---------------------------------------------------- SRC[JH1BLT-10], DST[APX200-0] via: [JM1YUK-3] via: [JJ1YDX-3] DATA: =3527.00NI14016.12E&XASTIR-Linux 144.66MHz I-GATE
受信性能の評価だが,144.66MHz は強力なデジしか居ないので,サンプルとしては宜しくない。繰り返し再生可能なサンプルがWA8LMF局のサイトにあったので,ダウンロードした。同サイトでは 再生は WAVファイル ではなく CDオーディオファイル を勧めている。オンボードのサウンドカードはソフトウェアベースで,タイミングエラーや再生速度がテキトウだから.だそうだ。
http://wa8lmf.net/TNCtest/index.htm
TNCのベンチマークには 同CDのTrack2 が良いと KI4MCW 局のサイトに書いてあったので,自分も追試してみる予定。
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