XDEMORSE ― 2009/02/02 22:00

CW 受信に難儀するようになったので CW 解読ソフト:DEMORSE をインストールした。
http://5b4az.chronos.org.uk/pages/morse.html
サウンドカードを使用するタイプのソフトなんだが, Recording source selection failed - aborting とエラーメッセージが表示されて起動しない。
私の使っている Sound Blaster LX の場合,入力ソースは LINE ではなく PCM を選ぶのが正解。
% ./demorse -p /dev/dsp1 -m /dev/mixer1 -r pcm demorse: setting dsp device to /dev/dsp1 demorse: setting mixer device to /dev/mixer1 demorse: setting recording source to pcm demorse: attempting to lock /dev/mixer1 ... demorse: attempting to lock /dev/dsp1 ... demorse: setting up sound card ... demorse: sound card setup completed
起動したがデコードできない。マニュアルに書いてある 500Hz にチューニングするのが難しい... ようだ。
そこでウォーターフォールを表示する GUI 版の XDEMORSE をインストールした。サウンドカード他の初期設定は $HOME/.xdemorserc に記載する(サンプルファイルは tar ファイルに格納してある)。
ウォーターフォールが表示されず焦ったが,ケーブルを左右入れ替えると,信号がグレーで表示されるようになった(CUI版でデコードしない訳だ)。ウォーターフォール画面中の赤い線にグレーな線が一致するようにチューニングすると,文字が表示された。が,結果は イマイチ。添付画像は SEEDS のテレメトリの解読結果!
SPLAT! ― 2009/02/05 21:18

Longley-Rice Model アルゴリズムを実装したソフト。ソフトの存在は以前から知っていたが,地形データの用意の仕方がわからず放置していた。
http://www.qsl.net/kd2bd/splat.html
CQ 誌で紹介された Radio Mobile の記事を読んでピンときた。SRTM-3データから SDF データに変換して,初期設定ファイルをガリガリ書いた。このアタリはここが詳しい。
関東UHFコンテストに合わせて 1200MHz 1W で飛ぶ範囲を計算してみたのが,これだ!計算時間は ATOM 230 で 40分 かかったよ。
% splat -t jh4xsy.qth -L 33 -R 125 -o jh4xsy2.ppm -d srtm Wed Feb 4 21:01:31 JST 2009 --==[ Welcome To SPLAT! v1.2.3 ]==-- Loading "srtm/35:36:220:221.sdf" into page 1... Done! Region "34:35:219:220" assumed as sea-level into page 2... Done! Loading "srtm/35:36:219:220.sdf" into page 3... Done! Loading "srtm/36:37:219:220.sdf" into page 4... Done! Loading "srtm/34:35:220:221.sdf" into page 5... Done! Loading "srtm/36:37:220:221.sdf" into page 6... Done! Loading "srtm/34:35:221:222.sdf" into page 7... Done! Loading "srtm/35:36:221:222.sdf" into page 8... Done! Loading "srtm/36:37:221:222.sdf" into page 9... Done! Computing Longley-Rice contours of "JH4XSY" out to a radius of 125.00 miles with an RX antenna at 33.00 feet AGL... 0% to 25% .oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo 25% to 50% .oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo 50% to 75% .oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo 75% to 100% .oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo.oOo Done! Site analysis report written to: "JH4XSY-site_report.txt" Writing "jh4xsy2.ppm" (3600x3630 pixmap image)... Done!
VX-8 の MIC-E は APRS Spec 1.2 対応 ― 2009/02/09 20:04
VX-8 で運用を始めて 数週間 経った。前の設備(IC-24 + AprSVW)と比べると 良く聞こえるし,良く飛ぶので 満足。
そんな訳で移動運用の回数は確実に増えて,今日の出張,新幹線から QRV した。
144.64MHz は賑やか。しかも VX-8 を使っている局が多い。でも MIC-E 形式のパケットだけで ステーションリスト詳細表示 に VX-8 と表示される理屈が分からず?になっていた。
ググると VX-8 は APRS Spec 1.2 に準拠していることが判った。このアタリは VX-8 のマニュアルに書いてない。不親切...
http://aprs.org/aprs12/mic-e-types.txt
新しい MIC-E 形式では,機種情報が拡張(下線部)されて Manufacture と Version が載っているとのこと。このようにコメントの最後が_で終わっている ように見える パケットは機種が VX-8 であることを示している(正確にはスペースで終わっている)。
JH4XSY-7>S5TPY3,JM1KGA*:`CJ(l#'YY`":L}_ ~ ~~
というか多くの APRS クライアントは このパケットを正しく解釈できない と考えた方が良いだろう。コメントで VX-8 と書いた方が良いかも。メッセージ交換が可能ということが判らないから。
関東UHFコンテスト,終了 ― 2009/02/11 17:09

今年も 電信 1200MHz で参加した。今回は OIKey-F88 のテスト運用を兼ねている。
朝早く起きてメモリに CQ 他を書き込み。メモリ・スイッチを長く押すと書き込みというのはチョット苦手。ボーっとして操作すると _..._ が聞こえる。
OIKey-F88 の評価だが「メモリ操作は楽だし,エレキーも(私には)打ち易い。」とか書きたかったが,使いこなした!というレベルではなかった。
というのは,早い時間からスコアが伸び悩んで,エレキーの活躍の場は無かったからだ。CQを出す側から呼びに回るが,聞こえるが飛ばない。しかも常連さんと繋がらない!と かなり 凹んだ。
秋葉原移動 ― 2009/02/15 21:03
パーツを買いに秋葉原に出かけた。秋葉原にデジがある とCQ誌で読んだので VX-8 と一緒に。
巡回コースは いつもの 秋月,千石の辺り。VX-8 をカバンに入れて持ち歩いたところ,目の前の JQ1YTF / 144.64MHz が何度かデジしてくれた。
今月の AO-51 はデジ空振りと衛星通信では影が薄くなっているので,これからは地上波に力を入れて,VX-8 を持ち歩くことにしよう!
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