XASTIR を VMware player で運用する?!2006/12/12 20:45

XASTIR はマルチプラットフォームな APRS クライアントだ。Linux の他に windows 版を cygwin/Xサーバ な環境で導入したことがある。予想外に軽く,W2K だと 256MB もあれば rtree を有効にしてもスワップしない。

好感触であったが,仲間は増えなかった。そうこうしている内に, ImageMagick のパッケージングの問題で、make できない状態になっている.そうだ。USでは VMware player を使ったソリューションが進行中。Xubuntu ベースの Virtual Machine も用意された。

http://www.xastir.org/wiki/index.php/HowTo:VMware

テストするため上記サイトから Xastir-VM-Xubuntu.zip をダウンロードした。でも VMware を動かすだけのメモリが必要。古いPCでは荷が重い...

試すならば下記バイナリだろう。LSB 3.0 compliant なシステムならば動作するそうだ。shapelib は built-in になっている。

ftp://ftp.eskimo.com/u/a/archer/aprs/xastir/LSB/xastir-lsb-1.8.5.tar.bz2

新幹線から ケイタイで APRS に QRV2006/12/18 20:35

新幹線移動の記録

結婚式に出席するため,山口市の自宅に帰った。行きは新幹線を利用。停車駅ごとに EDGE 端末から あのプログラム を使って,現在位置情報を APRS-IS に送信してみた。

草加に戻ってから XASTIR から findu trial を fetch した結果が,地図上の青い線だ。座席から最も近い基地局がプロットされているハズ。でも,レポート間隔がある距離以上になると,軌跡が途切れちゃうのね(例えば広島駅-新山口駅の間)。知らなかった。

RAFT, ANDE テレメトリ送出中2006/12/22 22:43

12/21日 0156Z に RAFT,同 1823Z に ANDE がシャトルから放出された。

現在,145.825MHz でビーコン送信中。信号は強くない。22時のパスでは濁ったパケット音のみ確認。こちらでは まだ デコードはできていない。

RAFT の受信,JA では JF1AJE 局が成功。おめでとう。もちろん SGATE してレポート済みだ。

なおアップリンクは 現在 禁止!されている。管制局からのアナウンスを待て。

これら衛星の最新情報は,次のページで参照できる。もとは PCSAT のページだったが,いまは「Amateur Radio Stations heard via PCSat, ANDE and RAFT」となっている。

http://www.findu.com/cgi-bin/pcsat.cgi

XASTIR を VMware player で運用する!!2006/12/24 20:48

VMware Playerの画面

下記の手順に従って,VMware player をインストールして,Xastir-VM-Xubuntu を試した。

http://www.xastir.org/wiki/index.php/HowTo:VMware

XP home + Celeron 2.4GHz + 256MB のマシンでは,メモリ不足で起動しなかった。Xastir-basic.vmx をメモ帳で開いて,memsize = "128" に書き換えて起動させる。

用意されたアカウントでログイン。プレインストールの XASTIR 1.8.5 を起動して,コール他の設定。デフォルトでは WORLDHI.MAP が表示された。すごく良く出来た VM ですな。gcc もインストールされているのでバージョンアップも簡単だろう。

APRS-IS に接続して約1時間運用したのが,添付画面。TIMEZONE と キーボード は US に設定されているので,使いにくい。ubuntu には yast 相当のアプリがないので,TIMEZONEは Applicaiotions メニュー→System→Time and Date→Select Timezone→Asia/Tokyoを選択,キー配列は sudo して xorg.conf を書き換えると良い。

DRM サンプル再生成功!!2006/12/25 20:26

Windows 版 DRM

音が鳴らない DRM,ようやく鳴るようになった。その顛末期。

DRM の復調に必要な CPU パワーの情報は "DRM Software Radio manual" にあった。Minimum System Requirements は AT-compatible PC, 500 MHz Intel Pentium processor (or equivalent) だ。前回使用した K6-Ⅲ 400MHz では能力不足っぽい。

http://www.drmrx.org/downloads/docs/drm_sw_radio_manual_V1_3.pdf

前回より(比較的)高スペックの Windows マシンで DRM をテストした。使用したマシンは Soft66 + Rocky のときと同じ Pen3 600MHz / Celeron 2.4GHz のマシンだ。

DRM の実行ファイルは下記 URL からゲットした。Windows 版は Dream のロゴもなくシンプルな外観。

http://home.planet.nl/~rickvdw/digitaal/drm2.html

再生したサンプルファイルは 前回と同じ "BouquetFlevoNL_ModeB_10kHz_14kbps" だが,画面に表示される情報は Linux 版に比べると Windows 版は少なめ。

結果は次の通り。CPU は 500MHz 以上ではなく,速いほど良いねぇ~。

  • Pen3 600MHz : 音節が聞こえただけ(ほんの僅かな時間だけ)。CPU使用率 100%!
  • Celeron 2.4GHz : 英語のアナウンスが聞こえた。CPU使用率は 約30% だったが,Excel 他幾つかのアプリを動かしたままだったので,負荷はもっと軽いだろう。

次は CQ誌1月号の JA2SVZ 林OM の記事を参考にして Soft66 の改造とサウンドカードの更新だ。