YuZGU-55のSSTV2022/08/03 20:49

YuZGU-55 10

本日は YuZGU-55 10 のSSTV(Robot 36)を なんとか 受像できた。YuZGU-55 10 は,SWSU-55 No6 (SWSU No10), RadioSkaf RS-15, RS4Sとも呼ばれている衛星だ。

YuZGU-55は固まって飛来しているが,SSTV送信機があるのは,SatNOGSによると RS4S, RS5S, RS6S で,(RS5Sは予約不可だったので)RS4Sを狙っている。

satnogs-clientはRobot 36形式SSTVをサポートしてないので,QSSTVから録音ファイルを再生して画像化した。

ちなみにSSTV画像を10枚集めるとアワードが申請できるそうだが,申請先のリンクが開かない/接続がタイムアウトする...

DokuWikiのバージョンアップ2022/08/06 21:14

最新版:Igorが利用可能になったので, DokuWiki Upgradeプラグインで更新した。AppArmorがSECURITY.mdの書き込みをブロックした以外は問題なく?終了した。

リリースノートによると「PHP7.2より前のバージョンのサポートが終了した」ので,うちもPHP8に切り替えるベキかも。

本日の衛星: CAS-4Bで交信。

YuZGU-55のPACKET & VOICE2022/08/08 18:32

本日夕方のパスで,YuZGU-55 9(RS3S)を受信したら,同じ周波数を使っているRS5Sの1145baudなPACKETが取れた。デコードはdirewolfにて得た。

RS5S>ALL:SWSU-55 #7 (以下省略)

ウォーターフォールに音声っぽい信号もあった(録音の185秒アタリ)。確認するとロシア語による女声メッセージだったが,内容は不明。

本日の衛星: FO-29で交信。

SXC3デコーダ2022/08/09 19:54

SX-USP

本日打ち上げられたSXC3はUSPプロトコル(FECあり)を採用した興味深い衛星で,Linuxマシンでのデコード環境を整えてみた。

提供されているGNU Radioのフローグラフは,リアルタイム受信&SatNOGSへのアップロードに対応している。

sx-usp-rx.grcからHier_Blocksを生成して, sx-usp-rx-top.grcにてRTLSDRの代わりにサンプルIQファイルを食わせる&Center Freq.をゼロに修正すると,以下のデコード結果が得られた。動作はGRC 3.8な環境で確認することができた 😀  

gr::log :DEBUG: decode_rs1 - Reed-Solomon decode corrected 0 bytes (interleaver path 0)
* MESSAGE DEBUG PRINT PDU VERBOSE *
()
pdu_length = 93
contents = 
0000: c0 00 a4 64 82 9c 8c 40 60 a4 a6 60 60 a6 40 6f 
0010: 00 f0 16 42 02 00 01 00 42 00 00 00 00 00 00 00 
0020: 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 
0030: 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 
0040: 00 00 00 00 00 00 00 00 1b 1b ff 67 1f 20 25 0e 
0050: aa b1 40 60 f4 3c 01 00 24 00 f0 1c c0 
***********************************

追記: USPプロコトルはgr_satellitesでサポートされてました。RTFM!だ。

SIRENをデコード2022/08/10 18:24

SXC3衛星のSIRENのデコードに成功した。低仰角のパスで地上波のQRMと条件が悪く,Reed-Solomon decode failが多発したが,なんとか1個だけ取れた。

$ gr_satellites CubeSX-HSE --wavfile satnogs_6313756_2022-08-10T02-14-08.wav --samp_rate 48e3
gr::log :DEBUG: decode_rs0 - Reed-Solomon decode fail (interleaver path 0)
gr::log :DEBUG: correlate_access_code_tag_ff1 - writing tag at sample 682386
gr::log :DEBUG: decode_rs1 - Reed-Solomon decode corrected 0 bytes (interleaver path 0)
-> Packet from 2k4 FSK downlink
Container: 
    header = Container: 
        addresses = ListContainer: 
            Container: 
                callsign = u'R2ANF' (total 5)
                ssid = Container: 
                    ch = False
                    ssid = 0
                    extension = False
            Container: 
                callsign = u'RS30S' (total 5)
                ssid = Container: 
                    ch = False
                    ssid = 1
                    extension = True
        control = 0x00
        pid = 0xF0
    info = b'...' (total 74)

ちなみに,この衛星(RS30S)もFrequency Misuseになっている。

本日の衛星: FO-29, RS-44で交信。