AprSVW #1 ― 2008/02/01 20:52
Tracker + Anti Tracker の次は,Tracker + Messenger だ。RFで運用しているのだから,交信したいよね。
ブツは APRS Nagoya 連絡用掲示板(仮) でJG2WND局に教えてもらった IK3SVW MaxさんのAprSVW v3.0だ。
http://www.ir3ip.net/ik3svw/aprsvw.htm
構成は MX614+16F628A とシンプル。Anti-Trackerの部品が流用できる。
Tracker + Anti Tracker + Messenger = HamHUD も有るのだが,同掲示板でJF2AIJ局が書いているようにTNCが別途必要なのでパス...
まず PICとLCD回りを配線して,電源投入。初期画面が表示された。
SELECTキーをチョンと押すと,MYCALL他の設定画面に切り替わる。移動中にメッセージに送る前哨戦として,MYCALLを2個のプッシュスイッチを使って設定してみた。
SETキーを長く押すと,最初の文字にカーソルが現れるので,SELECT/SETキーをチョンチョンと押すとA→B→.. と文字が変わる。SETキーを長く押すと確定して,編集対象が次の文字に移る。ケイタイでメールを打つノリで,思ったより使い易い。
写真はMYCALLを編集中の画面。カーソルは9のトコロにある。
次は AprSVW config でシンボル他の設定をします。
AprSVW #2 ― 2008/02/03 17:26
AprSVWの機能の殆どは Windowsアプリの AprSVW Config で設定する。
今日は雪で部屋が暗く半田付けがツライ... RS-232Cの RXD, GND の2本だけ配線して,設定に進んだ。
AprSVW_Config_v30.zip を解凍して SETUP.EXE を実行する。メッセージはイタリア語だけど,押すボタンはなんとなく判るハズだ。
AprSVW Config を起動。設定項目は添付画面の通り。LCD画面があるからか,設定の書き込み(Write)はできるが,設定の読み出し(Read)はできない。またパラメータが「Corner Pegging のない SmartBeacon」風になっているのは,GPSからのデータ取得が100秒毎だから.だろう。
PC と AprSVW を TT3の設定用 に使っていた RS-232C(クロス)ケーブルで接続。
AprSVW の電源を SELECTキー を押しながら ON にすると、LCD画面に "->PC" と表示されて AprSVW のモードが GPS から PC に切り替わる(マニュアルには SETキー と書いてあるが、間違いだろう)。
AprSVW Config の SENDボタン を押すと、書き込みが始まる。LCD画面に "*OK*" と表示されたらお終い。
UISS v5.2.1 リリース ― 2008/02/09 21:09
JA0CAW局のblogからの情報で,UISS を v5.2.1 にバージョンアップした。
http://ja0caw-je0mzi.mo-blog.jp/syumi/2008/02/h2029_up_a807.html
CAW局も書いているが,UISS-MapViewが動作するようになった。AGPW PE で受信したAPRS局の位置を地図に表示するソフトで,MIC-E, Compressed フォーマットにも対応している。
添付したのは GO-32 19時のパスで受信した局を表示した画面。UI-View形式のマップを表示可能みたいなので,gpredictのpixmap(1024×512画素のnasa-topo-1024.jpg)のINIファイルをでっち上げて使っている。
http://groundstation.sourceforge.net/gpredict/
nasa-topo-1024.jpg と nasa-topo-1024.ini ファイルは "C:\Program Files\UISS\Maps" ディレクトリに格納した。
ディスクアイコンをクリックすると "C:\Program Files\UISS\SavedMaps"ディレクトリに UIMapViewYYYY_MM_DD_nn.bmp で出力される。nnは2桁の数字で,セーブするたびに増える。
AGW PEを利用しているからか? 受信したデータの他に,自分が送信したデータを(デジの成功に関係なく)表示しちゃう... のが残念。
そうそう,「Console Statistics & Properties」画面も,表示可能となりました。
AprSVW #3 ― 2008/02/10 20:28
AprSVWの受信部が完成したので,144.64MHzをモニタした。
画像は JH4XSY-9/TinyTrak3 で近所を歩き回ったパケットを受信したところ。MIC-Eの処理はホボ完璧で,画像のように 判り易く 表示してくれる。
- 位置情報は dd mm.mm 形式で表示
- MIC-E Messagesは(ホームページに書いてあったが)文字列:"In Service" ではなく "M2" のように表示する
- 移動速度は knot→km/hの変換に丸め誤差がある? 添付画像の生パケットを調べると11km/h となるのだが...
ここまでは良いのだが,制約もある。
- 表示するは最後に受信したパケットのみ。
- 複数パケットを受信すると,画面がスクロールして,最後のパケットしか読むことができない。
- スクロールしたパケットを呼び出す(再表示する)方法はない。
- SELECTキーで画面を一巡させると,受信データが消える。
- 3rd party なメッセージの処理は やはり 苦手なようだ。
- MIC-E形式のパケットは生データを表示する。
- テキスト形式のパケットは 頑張って 元局のコールと位置情報を表示してくれる。
このような制約はあるが,意外と使えそうな予感。いまのところ 画面が凄まじいスピードでスクロールして イライラすることは無い。
次は,送信テストです。
関東UHFコンテスト,終了 ― 2008/02/11 17:04
1200MHz CW部門 で参加した。このコンテストに参加するのは初めて。
やっぱりスタートは出遅れる。今回はAO-16の早朝のパスでJH1BCL局と交信した後に寝てしまったから...
その後,終了まで参加。WSJTやアマチュア通信衛星で交信した局とナンバー交換するが,スコアは伸びなかった... 聞こえても届かない。17エレ八木シングルだと,これが限界?! かな。
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